会員登録
空白画像


ドライブレコーダーの正しい取り付け位置は?ドラレコの取り付け方も


この記事では、ドライブレコーダーの正しい取り付け位置について解説します。

近年、問題視されている煽り運転などの自動車トラブルの対策として、ドライブレコーダーの導入が推奨されています。ドライブレコーダーの正しい取り付け位置を知りたい人、ドライブレコーダーを正しく取り付けるには、どうすればいいのかと悩んでいる人は少なくありません。

ここでは、ドライブレコーダーの正しい取り付け位置や取り付ける流れ、ありがちな失敗例などについて詳しく解説します。ドライブレコーダーを正しく取り付けて運転を楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。



【この記事でわかること】
● ドライブレコーダーの取り付け位置は法律で定められている
● ドライブレコーダーを取り付ける流れ
● ドライブレコーダーの取り付けでありがちな失敗5選
● ドライブレコーダーの取り付け位置における注意点
● 簡単に操作できる高性能なドライブレコーダーなら『快適生活』
● ドライブレコーダーに関するよくある質問





ドライブレコーダーの取り付け位置は法律で定められている


国土交通省の道路運送車両の保安基準の細目を定める告示により、ドライブレコーダーの適切な取り付け位置が定められています。

違反した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられるほか、再設置後に地方運輸局への届け出も必要です。

ここでは、ドライブレコーダーの取り付け位置について以下のケース別に解説します。

● ダッシュボードに取り付けるケース
● フロントガラスに取り付けるケース

順番に見ていきましょう。

ダッシュボードに取り付けるケース

ドライブレコーダーの中には、ダッシュボードに固定するタイプのものがあります。ダッシュボードに取り付けるタイプのドライブレコーダーは、道路運送車両法の保安基準第183条によって位置が制限されています。

車両の前方2mの位置にある、直径30cm・高さ1mの柱を直接目視できるように取り付けましょう。

また、エアバックが作動した際に妨げないように設置するほか、外れないようにしっかり固定することも欠かせません。

ダッシュボードの中央付近は、運転中に視界を妨げるおそれがあります。

フロントガラスに取り付けるケース

ドライブレコーダーは、フロントガラスに取り付けるタイプが主流です。

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付ける場合、道路運送車両法の保安基準第39条によって「バックミラーによって遮蔽される前後ガラスの範囲」と定められています。

取り付けに適している箇所は、バックミラーの裏に隠れる部分です。ただし、以下の2箇所についてはこの限りではありません。

● フロントガラスの上縁かつガラス開口部の実長20%以内の範囲
● フロントガラスの下縁かつガラス開口部から150mm以内の範囲

範囲外に取り付けると、保安基準を満たしていない不正改造車とみなされます。ペナルティの対象となるので、自分でドライブレコーダーを取り付ける人は、メジャーを使ってしっかり計測し、適用範囲外に設置しないようにしてください。





ドライブレコーダーを取り付ける流れ


市販されているドライブレコーダーは接続や電源の確保が簡単であり、自分で取り付けることが可能です。あらかじめ取り付け方法を確認しておけば、スムーズに設置できるでしょう。

ドライブレコーダーを取り付ける流れは以下の通りです。

● 取り付け位置を決定する
● 接続できる電源を確保する
● ドライブレコーダー本体を取り付ける
● 配線をつなげる
● 正しく動作するかチェックする

順番に見ていきましょう。

取り付け位置を決定する

まずは、ドライブレコーダーを取り付ける位置を決めましょう。

取り付け可能な箇所は、ダッシュボードに取り付けるタイプか、フロントガラスに取り付けるかによって異なります。

ドライブレコーダーのタイプごとに、取り付け可能な箇所を確認しておくと安心です。

接続できる電源を確保する

ドライブレコーダーを作動させるには、接続できる電源を確保する必要があります。主な電源の供給元は以下の3種類です。

● シガーソケット
● カーナビもしくはオーディオ機器
● ヒューズボックス

シガーソケットから電源を確保するドライブレコーダーが一般的で、接続が簡単な点が魅力です。できるだけ自分で取り付けたい人や専門業者に頼むと費用が気になる人は、シガーソケットを選ぶと良いでしょう。

ただし、配線がむき出しになる上、スマホやタブレットの充電といった他の用途にシガーソケットを使えない点には注意が必要です。

車やDIYの知識があり、仕上がりにこだわりたい人は、カーナビやオーディオ機器、ヒューズボックスでの電源の確保がおすすめです。

カーナビやオーディオ機器なら、アクセサリー電源の赤い配線とドライブレコーダーの配線をつなげるだけであるため、比較的難易度が低いでしょう。

ヒューズボックスの場合、ドライブレコーダーに合ったヒューズを選別しなければならないほか、専門的な工具も必要です。

自分で電源を確保するのが困難な場合は、専門業者への依頼も視野に入れましょう。

ドライブレコーダー本体を取り付ける

ドライブレコーダー本体を取り付けたい位置はきれいに拭き取り、油分やホコリを取り除きましょう。汚れていると粘着力が弱まりやすくなり、走行中の落下につながります。

ドライブレコーダーが破損したり、肝心な場面をしっかり録画できなかったりするリスクを伴うため、しっかり取り付けてください。

配線をつなげる

ドライブレコーダー本体を取り付けたら、電源と配線をつなげる必要があります。しかし、電源の確保先によって配線のつなぎ方は以下のように異なるので注意してください。



電源の確保先 配線のつなぎ方
シガーソケット フロントガラスの端にケーブルを沿わせながら固定するか、フロントガラスと内張りの隙間にケーブルを押し込む
ヒューズボックス/カーナビ/オーディオ機器 Aピラーや助手席の前方にある収納ボックスの内張りを外して配線を隠す

ケーブルはしっかり留めておかないと、運転時に垂れさがってきて視界を妨げてしまうことがあります。余った配線は結束バンドで固定すると、運転の妨げにならず、目立ちにくいでしょう。

ドライブレコーダーの取り付けに慣れている人であれば、40分ほどで完了します。後方にカメラも設置するタイプなら、2時間ほどの作業時間を見込んでおきましょう。

正しく動作するかチェックする

ドライブレコーダーの取り付けが完了したら、車両のエンジンをかけて正しく動作するかチェックしましょう。

もし正常に動作しなかった場合、配線や電源の確保先が間違っていることがあります。

接続に誤りがないか確認しても原因がわからなければ、正規ディーラーやカー用品店、整備工場などに相談するのも選択肢の1つです。





ドライブレコーダーの取り付けでありがちな失敗5選


ドライブレコーダーを自分で取り付けると、失敗するおそれがあります。ドライブレコーダーの取り付けでありがちな失敗は以下の通りです。

● 取り付け位置が操作しにくい位置である
● ドライブレコーダーが運転中の視界を遮る
● 内張りを破壊してしまう
● 録画した映像に障害物が映り込む
● 他の機器が正しく動作しなくなる

上記5つの失敗例について詳しく解説するので確認してみましょう。

取り付け位置が操作しにくい位置である

取り付けたは良いものの、操作性の確認を怠っているケースがあります。

ドライブレコーダーは運転手席側であるバックミラーの右側に取り付けると良いでしょう。運転中でも簡単に操作できるため、必要時に保存ボタンを押すことが可能です。

ドライブレコーダーの映像が視野に入りやすく、異常やトラブルの早期発見にもつながります。

ただし、ドライブレコーダーが運転中の視界を遮るようであれば、助手席側に取り付けることも検討しましょう。

ドライブレコーダーが運転中の視界を遮る

ドライブレコーダーを運転席側のフロントガラスに取り付けると、運転中の視界を遮りやすくなります。運転手の視界が狭まり、事故のリスクが高まるでしょう。

ドライブレコーダーを設置する際は、助手席側のフロントガラスがおすすめです。

ただし、実際に運転手側に設置しても視界の妨げにならなかった場合は、操作性を優先してバックミラーの右側にドライブレコーダーを取り付けても問題ないでしょう。

内張りを破壊してしまう

ドライブレコーダーの配線を隠したい場合、車内の内張りを剥がす作業が必要です。

しかし、内張りは樹脂やプラスチック製であるため、無理に力を加えると変形や破損につながります。内張りを元に戻せず、修理しなければならないこともあるでしょう。

費用を抑えるために自分でドライブレコーダーを設置しようとしたのに、かえって費用がかさむ結果にもなりかねません。

内張りを剥がす工具は、カー用品店で手軽に購入できますが、必要以上に力が加わってしまう原因です。手で剥がせば、内張りの変形や破損につながりにくいでしょう。

録画した映像に障害物が映り込む

ドライブレコーダーの取り付け位置によっては、録画した映像に障害物が映り込むことがあります。例えば、車両のフロントガラスに装着された検査標章(車検ステッカー)が、映像の妨げになるケースも珍しくありません。

また、フロントガラスやリアガラスにはワイパーが装着されていますが、ガラスを全面きれいに拭き取れるわけではありません。ワイパーが吹き残してしまう箇所にドライブレコーダーを取り付けると、雨の水滴によって映像が不鮮明となります。

ドライブレコーダーを取り付ける際は、ワイパーの可動範囲も考慮して設置場所を選びましょう。

他の機器が正しく動作しなくなる

近年の車両には、安全性や利便性を追求した多くの機能が搭載されています。
例えば、以下の機能が挙げられるでしょう。

● 雨や雪の水滴を検知して自動的にワイパーが作動する
● 周囲の明暗によって自動的にヘッドライトが点灯する

しかし、この機能はフロントガラスに設置されているセンサーと連動しているケースが多くあります。

ドライブレコーダーの取り付け位置によっては、センサーが反応せず、他の機器が正しく作動しなくなるおそれがあるため注意が必要です。





ドライブレコーダーの取り付け位置における注意点


ドライブレコーダーを適切な位置に取り付けないと、さまざまなデメリットが生じます。ドライブレコーダーの取り付け位置における注意点は以下の通りです。

● 検査標章と重ならない位置に設置する
● ワイパーが動く範囲に設置する
● 運転中の視界を遮らないか確認する
● 適切な取り付け角度になっているか確認する

順番に見ていきましょう。

検査標章と重ならない位置に設置する

検査標章はフロントガラスの上部に貼り付けられており、車検の度に新しいものと張り替えます。

もし、検査標章とドライブレコーダーの取り付け位置が重なっていると、車検時にドライブレコーダーを取り外さなければなりません。

また、重ならないように取り付けても、映像に検査標章が映り込んでしまった場合、肝心な映像をしっかり録画できないこともあります。

手間や時間がかかるだけでなく、ドライブレコーダーとしての本来の役割を果たせないこともあるため、検査標章に配慮しながら設置しましょう。

ワイパーが動く範囲に設置する

ドライブレコーダーは、車外の様子を録画します。ワイパーの可動範囲外には雨やユキの水滴が残るので、ドライブレコーダーを設置しても鮮明な映像を録画できません。

天候に関係なく鮮明な映像を残すためには、ワイパーの可動範囲内を意識してドライブレコーダーを取り付けるのがポイントです。

運転中の視界を遮らないか確認する

ドライブレコーダーの設置位置によっては、運転中の視界を遮ってしまう場合があります。

視界が狭まると障害物や人の存在に気づきにくくなるだけでなく、ストレスから集中力に欠けやすくなります。

事故のリスクが高まるので、なるべく運転手の視界を遮らない位置に取り付けてください。

適切な取り付け角度になっているか確認する

ドライブレコーダーが適切な取り付け角度になっていないと、ダッシュボードやボンネットによって死角が生じます。

そのため、道路状況や相手車両のナンバーを記録できないことがあります。ドライブレコーダーを設置する際は死角が生じていないか、確認することが重要です。

また、角度を調整しても走行中に振動でずれないように、しっかりと固定しましょう。





簡単に操作できる高性能なドライブレコーダーなら『快適生活』


簡単に操作できるドライブレコーダーを探しているなら、快適生活がおすすめです。

快適生活で取り扱っているドライブレコーダーは、いずれもシガーソケットから電源を確保するので、専門的な知識や工具が必要ありません。

また、ルームミラーからかぶせるタイプなら運転の妨げになりにくく、専用バンドでしっかり固定できるのも魅力です。前後や側面、車内の様子だけでなく、駐車監視モードで停車中の映像を記録できるドライブレコーダーもあります。

安心してドライブライフを楽しみたいなら、快適生活のドライブレコーダーをご検討ください。



快適生活のドライブレコーダーを購入する





ドライブレコーダーに関するよくある質問


ここでは、ドライブレコーダーに関するよくある質問を紹介します。

● ドライブレコーダーの取り付け位置は運転席側と助手席側のどちら?
● ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?
● ドライブレコーダーで車検に通らないことがあるって本当?

順番に回答します。

ドライブレコーダーの取り付け位置は運転席側と助手席側のどちら?

ドライブレコーダーは助手席側に取り付けると、運転中の視界を妨げることがありません。ストレスフリーで安全に運転を楽しみたい人は、助手席側への取り付けがおすすめです。

しかし、運転中にドライブレコーダーを操作したい場合、助手席側だと手が届きづらい難点があります。運転中の視界に妨げにならないようであれば、運転手席側に設置しても良いでしょう。

ドライブレコーダーの取り付けは自分でできる?

ドライブレコーダーの取り付けは自分で行えます。特に、シガーソケットから電源を確保するタイプであれば配線をつなぐのも簡単であるため、車に詳しくない人におすすめです。

ただし、ヒューズボックスから電源を確保する場合、配線が目立ちにくいメリットはあるものの、特別な工具や専門的知識が求められます。

車やDIYに詳しくないけれど、きれいに仕上げたい場合は専門業者への依頼も検討してみましょう。

ドライブレコーダーで車検に通らないことがあるって本当?

検査標章に重なる場所や、バックミラーよりも下の位置に設置すると、車検が通らない場合があります。車検に通らなければ運転できないため、再度車検を受けなければなりません。

もし車検が切れてしまうと、臨時運行許可証の発行も必要となります。時間や手間がかかるので、車検に通るようにドライブレコーダーを設置しましょう。





ドライブレコーダーは法律に則った正しい取り付け位置を意識しよう


ドライブレコーダーは自分で設置することが可能ですが、取り付ける箇所は法律によって定められています。

不適切な位置に取り付けてしまうと、不正改造車とみなされてペナルティの対象となるだけでなく事故のリスクも高まるため、適切な位置に取り付けることが大切です。

しかし、ドライブレコーダーの中には専門的知識や工具が必要なタイプも少なくありません。自分でドライブレコーダーを設置するなら、接続や電源の確保が簡単なものを選びましょう。

もし、どのようなドライブレコーダーを選んだらいいのかわからない場合は、快適生活のドライブレコーダーがおすすめです。簡単に設置できるだけでなく高性能であるため、幅広いドライブシーンに対応できます。



快適生活のドライブレコーダーを購入する



>>快適生活トップページ<<

>>他のお役立ち情報はこちら<<