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毛根がない抜け毛は危険?
特徴や根元が白い場合についても解説

本記事では、毛根がない抜け毛の危険性・特徴や、根元が白い場合にどのような変化があるのかなどを解説していきます。

毛根のない抜け毛が増えてきたり、毛根が以前より小さくなった気がしたりと、抜け毛を心配する人は少なくありません。薄毛になったと感じる人は、抜け毛の毛根をチェックすると正常であるのか、異常による危険な脱毛であるのかを判断できます。

抜け毛や毛根の違和感がある人は、ぜひ最後までお付き合いください。

【この記事でわかること】
● 抜け毛と毛根の関係性
● 毛根がない抜け毛は危険かどうか
● 注意すべき危険な抜け毛の特徴
● 毛根(根元)が白い抜け毛について
● 毛根がない抜け毛を予防する方法
● 抜け毛が多いときに考えられる脱毛症の種類





そもそも抜け毛と毛根の関係性は?


毛根とは、毛髪の地肌より下に埋まっている部分のことです。一方で、普段は目にできず地肌から表面に出ている部分は毛幹と呼ばれます。

毛球は、毛根の最下部にある丸みを帯びた部分です。毛球は、毛乳頭(もうにゅうとう)と毛母細胞(もうぼさいぼう)で形成されています。

毛髪を作り出すのが、この毛乳頭と毛母細胞です。

まず、毛細血管から運ばれた栄養を毛乳頭が毛母細胞に送り込み、受け取った栄養をもとに毛母細胞が細胞分裂をします。毛髪は細胞分裂した毛母細胞が角質化したもので、毛幹部の毛髪細胞はすでに死んでしまった細胞の集合です。そのため、毛幹部の毛髪が太くなったり自己修復されたりすることはありません。

健康で太い毛髪が育つかどうかには、毛乳頭と毛母細胞のはたらきが重要です。

● 正常な抜け毛(自然脱毛)
● 危険な抜け毛(異常脱毛)

この項目では、毛根の健康状態から自身の抜け毛が正常か判断する方法を解説します。

正常な抜け毛(自然脱毛)

自然脱毛による正常な抜け毛の場合、髪の毛の根元である毛根部分が膨らんでいて、マッチ棒のような形になっているのが特徴です。

また、正常な抜け毛では、抜けた毛の根元に白色、もしくは透明の毛根が残っています。白い毛根は、休止期に入りメラニン色素の減少で色が薄くなった毛根です。そのため、正常なヘアサイクルで髪の毛が抜けている証拠といえます。

まれに抜け毛の毛根に見られる透明の膜は、毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれる、髪の毛と頭皮をつなぎとめる組織です。毛根鞘が抜け毛についていれば、髪や頭皮が健康である証拠です。(※参考)

危険な抜け毛(異常脱毛)

危険な抜け毛には、抜けた毛の毛根にふくらみがない、毛根が黒い、根の形がおかしいといった特徴があります。

さらに、抜け毛が細い場合や柔らかい場合、毛根に皮脂や汚れがついている場合も、異常な抜け毛であるおそれがあり、注意が必要です。頭皮の炎症やかゆみ、フケの症状があれば、頭皮環境の悪化などが薄毛の原因であるケースがあります。

毛根の様子がおかしい場合や頭皮環境が乱れている場合は、生活習慣の改善やストレス解消、適切な頭皮環境のケアなど、早めの対策を行いましょう。(※参考)

※参考:毛根がない髪は危険?毛根と抜け毛の関係をわかりやすく解説|AGAメディカルケアクリニック





毛根がない抜け毛は危険といえる?


毛根がない抜け毛は、脱毛症発症のサインであることがあります。

本来、髪の毛には成長期・退行期・休止期というヘアサイクルがあり、周期は2?6年程度です。しかし、脱毛症を発症していると、ヘアサイクルの周期が数ヶ月?1年程度と短くなります。

ヘアサイクルの周期が短いと、毛根に栄養が行き渡る成長期が短くなります。短い成長期は、髪が十分に育たないまま退行期に入り、毛根がないまま抜け落ちる原因です。

毛根がない抜け毛があると、脱毛症を発症しているおそれがあるといえます。(※参考)

※参考:【医師が教える】ヘアサイクル (毛周期)|メカニズムは?│クリスタル美容外科





注意すべき危険な抜け毛の特徴


抜け毛や薄毛が起きた際に危険な抜け毛は、どのような状態のものでしょうか。危険な抜け毛が見られたときの毛根部の特徴には、以下の4つがあります。

● 毛根が黒い
● 毛根が極端に細い
● 毛根鞘に短い毛が付着している
● 毛根部の形が悪い

これらの特徴について詳しく解説します。

毛根が黒い

毛根が黒い場合は、ヘアサイクルの成長期、もしくは退行期で抜け落ちているおそれがあり危険です。

そのほかには、髪の毛を作るための栄養が不足している場合や、血行不良によって栄養が行き届いていない場合でも、毛根が黒くなることがあります。いずれも薄毛や脱毛につながってしまうため、危険な信号だといえます。

毛根が極端に細い

毛根が極端に細いと、髪の成長が弱まり薄毛の状態が進行するケースがあります。

毛根が細くなる要因は、毛根の血流不足やヘアサイクルの異常、遺伝的要因などです。十分な酸素や栄養素を供給するために必要な血流が不足していると、毛根の健康と成長が妨げられ血流不足になり、毛根が細くなります。

また、ホルモンの変化、ストレス、病気などの要因によりヘアサイクルが乱れると、毛根が十分に成長しません。その結果、毛根が細くなり薄毛の状態が進行する場合があります。

毛根鞘に短い毛が付着している

毛根鞘に短い毛が付着している状態は、一般的にミニチュア化毛(ミニチュアヘア)やバルドリニ毛と呼ばれる危険な状態です。

毛根鞘に付着している短い毛は、通常の毛よりも細く成長が制限されているため、髪の成長サイクルが正常に進まなくなります。

加えて注意しなければならないのは、髪の毛や皮脂が毛根周囲に適切に循環せず、髪の成長に必要な栄養や酸素の供給が妨げられることです。この状態が継続すると、健康な髪の毛の成長が阻害され、薄毛の進行や抜け毛の増加を引き起こします。

毛根部の形が悪い

毛根部の形が悪い場合は、毛根自体の成長に影響を与えるおそれがあり、薄毛や抜け毛の原因となります。

健康な毛根は髪の成長サイクルを正常に進めるために必要です。一方で、形が悪い毛根では、成長サイクルが乱れたり、正常な髪の成長が阻害されたりします。

また、形の悪い毛根部は、周囲の血管や毛細血管の配置、構造に作用します。血行不良は毛根への酸素や栄養素の供給を不十分にする要因の1つです。毛根の健康が損なわれ髪の成長が弱まり、薄毛の症状が現れます。





毛根(根元)が白い抜け毛は危険?


通常のヘアサイクルでは、抜け毛の毛根は白くなっています。先述の通り、毛髪がヘアサイクルの休止期に入ったことでメラニン色素が少なくなり白くなるためです。

しかし、毛根に皮脂や汚れなどが固まった白い塊がある場合は、毛根に汚れが詰まっている合図のため注意が必要です。毛穴や皮脂腺が詰まることで、頭皮の炎症や皮脂の過剰分泌による乾燥やフケの症状が出てしまいます。





毛根がない抜け毛を予防する方法


薄毛の兆候であり危険な状態については説明しましたが、続いて危険な抜け毛を予防する方法を紹介します。危険な抜け毛の予防方法には、次の7つの方法があります。

● 気分転換やストレス解消法を見つける
● 食生活を見直す
● 正しいシャンプーの方法を試す
● 頭皮マッサージを実施する
● 睡眠の質を向上させる
● 育毛剤を使用する
● 改善されない場合は医療機関を受診する

それぞれ解説していきます。

気分転換やストレス解消法を見つける

長期間にわたる慢性的なストレスは、ヘアサイクルに影響し抜け毛の増加を引き起こすおそれがあります。
適度な運動、リラクゼーション、マッサージ、ウォーキングなどのストレス解消や気分転換は、血流を改善し毛根の健康を維持することにも役立ちます。
そのほか、ヨガや瞑想などのリラックス、音楽の鑑賞や演奏、アートやクラフトの制作など、継続しやすく自分自身が楽しめる活動もおすすめです。ストレスを軽減し、心身のバランスを取りましょう。

食生活を見直す

ダイエットなどによる食事制限や、甘いものや油物が多い偏った食事は薄毛の要因になります。偏った食事や食事制限によって栄養不足に陥ると、髪の毛を作るための栄養が足りず、ツヤやコシのある健康的な髪の毛に成長できません。

食事はできるだけ1日3食取り、髪の毛の主成分であるタンパク質の生成に必要な良質なタンパク質、ミネラルやビタミンを摂取するよう心がけましょう。

正しいシャンプーの方法を試す

シャンプーの方法や自分に合わないシャンプーを使用していると、抜け毛の増加を促してしまうので注意が必要です。シャンプーを行う際は次の順番で行いましょう。

1. 髪を軽くブラッシングする
2. ぬるま湯で髪を濡らす
3. シャンプーを髪の毛で泡立て、頭皮になじませる
4. 指の腹を使って優しく揉むように洗う
5. すすぎ残しがないように洗い流す
6. タオルドライを行う
7. 70度位のドライヤーでしっかりと乾かす

シャンプーはできるだけ敏感な肌でも使いやすい優しい洗い心地のものを選び、必要な皮脂まで洗い流さないようにしましょう。

かゆみや臭い、フケが気になるからといってごしごしと頭皮を強くこすって洗うと、頭皮にダメージを与えさらに乾燥や炎症を引き起こします。優しくもみ込むように洗うのがコツです。

また、お湯やドライヤーの温度が熱いと頭皮にダメージがかかるため、できるだけぬるめの温度でヘアケアするように心がけるのがおすすめです。

頭皮マッサージを実施する

長時間のデスクワークやパソコン・スマホの使用は、目や肩、頭のコリを引き起こし、血行不良による脱毛や薄毛の原因となるため、頭皮マッサージを行うとよいでしょう。コリをほぐすことで副交感神経を刺激し、心と体をリラックスした状態にできます。

しかし、頭皮マッサージをやりすぎると、刺激によって頭皮の炎症や乾燥によるかゆみを引き起こし、頭皮環境の悪化による脱毛を引き起こしてしまうおそれもあります。

摩擦を軽減するために、できるだけシャンプー中や育毛剤を塗布する際に優しく頭皮マッサージを行いましょう。

睡眠の質を向上させる

良質な睡眠をとることで、IGF-1と呼ばれる成長ホルモンが分泌されます。

IGF-1は、ハリやコシのある健康的な髪を作るホルモンです。そのため、睡眠不足で成長ホルモンの分泌が少なくなると、発毛に影響が出ます。

睡眠時間が確保できないとしても、睡眠の質を上げるために、睡眠をとる3時間前には食事を済ませることや、寝る際は明るいスマホやパソコンを見ないことを心がけましょう。

育毛剤を使用する

毛根部の形が悪い、フケやかゆみが出るなど頭皮環境の悪化が見られる場合は、炎症を抑える有効成分が配合された育毛剤で保湿ケアすることをおすすめします。

育毛剤は保湿成分を配合しているため、半年以上継続使用することで頭皮環境を整えて乾燥によるフケやかゆみを抑える効果が期待できます。育毛剤の使用を継続するために、購入する際は継続できる値段か・使い心地は自分に合っているかという点で選びましょう。

快適生活は、ドラックストアや量販店で扱っていない種類の育毛剤を取り扱っているため、自分に合った育毛剤を探しやすい点が魅力です。また、定期購入ができるので買い忘れも防止できます。自分に合った育毛剤を探すなら快適生活がおすすめです。


快適生活で育毛剤を購入する


改善されない場合は医療機関を受診する

気分転換やストレスの解消、食生活の改善、頭皮マッサージ、育毛剤の使用を継続しても薄毛が続く場合は、AGAやそのほかの脱毛症であるおそれがあります。

薄毛や抜け毛がAGAなどの脱毛症が原因の場合、自力での治療は見込めません。進行性の疾患であるため、放置せず早急にAGAクリニックや皮膚科などに相談して治療を行いましょう。





抜け毛が多いときに考えられる脱毛症の種類


側頭部の薄毛や地肌が目立つ原因は、脱毛症やストレス、眼精疲労による血行不良と紹介しましたが、ここでは側頭部の脱毛の対策方法や予防法を5つ紹介します。

● AGA(男性型脱毛症)
● びまん性脱毛症
● 牽引性脱毛症
● ひこう性脱毛症
● 円形脱毛症

それぞれ解説します。

AGA(男性型脱毛症)

男性型脱毛症(Androgenetic alopecia)は、男性に最も一般的な脱毛の形態です。

主に、5α-リダクターゼという、テストステロン(男性ホルモンの1種)の代謝に関わる酵素のはたらきと、遺伝的要因で引き起こされます。テストステロンが5α-リダクターゼによって変換されたものが、ジヒドロテストステロン(DHT)です。DHTが毛包に作用して毛包の縮小や髪の細化、成長期の短縮が起こり、脱毛や薄毛が進行します。

AGAは特定のパターンで進行します。ノルウッド分類と呼ばれる、生え際や頭頂部から髪の毛が徐々に薄くなるパターンです。このパターンは、脱毛の進行度に応じて段階的に分類されます。

進行性の疾患のため、自力での治療で完全に治すことは難しいです。ミノキシジルやフィナステリドの薬物治療のほか、 レーザー療法、頭皮マッサージ、プレートレットリッチプラズマ(PRP)療法などで治療を進めていきます。

※参考:男性型脱毛症(AGA)を治療したいなら|一般皮膚科・美容皮膚科の日比谷ヒフ科クリニック

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、髪の毛が全体的に均等に薄くなる脱毛症です。

要因は多岐にわたり、長時間の重度なストレスやホルモンバランスの変化、栄養不足、化学療法や放射線療法などの特定の治療法や医薬品によって引き起こされます。

症状の特徴として、髪の毛が徐々に細くなり、ボリュームが失われ、頭皮が透けて見えることが挙げられます。ほとんどの場合、抜け毛や髪の毛の減少が比較的均一に分布しているため、特定のパターンが見られないのが特徴です。

びまん性脱毛症は、原因や症状の程度に基づいて治療法は異なります。ミノキシジルや栄養不足を補うサプリ療法のほか、ホルモン治療、ステロイド療法、レーザー治療などを利用して治療を進めていきます。

※参考1:女性の薄毛治療|小西皮ふ科
※参考2:女性のびまん性脱毛症|徳島県医師会

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は、長期間にわたる髪の引っ張りや緊張によって引き起こされる脱毛症の1つです。
牽引性脱毛症に繋がりやすい原因には、以下のようなものがあります。

● ポニーテールや編み込みなど強い引っ張りや緊張を伴うヘアスタイル
● 過度なブラッシング、梳かし過ぎ
● 髪の引っ張りや緊張を伴うヘアドライヤーやカーラーの使用
● 頭皮や髪に強く引っ張りをかけるヘアアクセサリーの長時間の使用

これらの要因により、慢性的な引っ張りや緊張が引き起こされて脱毛が起きます。

牽引性脱毛症の初期の症状は、引っ張られた頭皮や毛根の周囲の炎症や痛みです。その後髪の毛は徐々に弱くなり、引っ張りのあった部位付近にのみ抜け毛や薄毛の症状が現れます。

治療法としては、牽引を引き起こすヘアスタイルやヘアアクセサリーを避けることや、ミノキシジルやトピカルステロイドなどの外用薬の利用、プレートレットリッチプラズマ(PRP)療法などが挙げられます。

※参考:脱毛症 Q16-皮膚科Q&A|公益社団法人日本皮膚科学会

ひこう性脱毛症

ひこう性脱毛症は、頭皮や体毛に皮脂やフケの異常な蓄積がみられることによって引き起こされる脱毛症です。頭皮や体毛の皮脂やフケの異常な増加で毛穴が詰まり、炎症やかゆみが起こります。

ひこう性脱毛症は、頭皮の皮脂分泌が過剰な人や、皮脂やフケが異常に増加する頭皮の状態に影響を受けやすい人によく見られるのが特徴です。頭皮を清潔に保ち保湿したうえで、必要に応じて抗真菌薬やステロイドを使用して治療にあたります。(※参考)

※参考:粃糠性脱毛症について|メディカルノート

円形脱毛症

円形脱毛症は、頭皮や体毛に円形の脱毛症状が現れる自己免疫性の疾患です。

具体的な原因はわかっていませんが、自己免疫反応や遺伝的要素、ストレスなどの環境要因が関連していると考えられています。自己免疫反応により免疫細胞が毛根を攻撃し、炎症を引き起こすことで脱毛が生じます。

円形脱毛症の主な症状は、頭皮や体毛に円形または局所的な脱毛が見られることです。脱毛部位は円形のままで、しばしば皮膚が露出し、1つまたは複数の円形のパッチとして脱毛部位が現れることがあります。

頭皮以外にも、まつ毛、眉毛、髭など体毛の脱毛も見られることがあります。脱毛部位にかゆみや炎症はほとんどありません。

治療する際は、ステロイドや抗炎症薬、免疫抑制剤を頭皮に塗布するトピカル免疫療法、または光線療法が用いられます。(※参考)

※参考:円形脱毛症について|メディカルノート





抜け毛や毛根に関するよくある質問


抜け毛や毛根に関して、よくある質問にお答えします。

● シャンプーでの抜け毛は何本くらいが正常?
● 毛母細胞はどこにある?
● 毛根が死滅していたらミノキシジルなどは効果ない?

以上3つの質問について、それぞれ解説します。

シャンプーでの抜け毛は何本くらいが正常?

シャンプー時の抜け毛の本数は1日に50本以下の抜け毛であれば正常です。ただし、季節や個人の毛の特性によって抜ける髪の毛の本数は異なります。

もし抜け毛が気になる場合は、毎日の抜け毛の本数を観察してみることが1つの方法です。シャンプー後やブラッシング時に抜け毛が増えていれば、専門医に相談し適切なアドバイスや検査を受けることが重要です。

毛母細胞はどこにある?

細胞分裂を行い、新しい細胞を生成して毛髪を成長させる毛母細胞は、毛根の下部に位置しています。

具体的には、毛母細胞は毛根の上部にある外毛鞘(がいもうしょう)と呼ばれる組織の中に存在しています。外毛鞘は毛根の組織の1つです。毛母細胞を取り囲んで保護し成長を支える役割があります。

毛根が死滅していたらミノキシジルなどは効果ない?

毛根が完全に死滅している場合、ミノキシジルなどの外用薬は通常効果が期待できません。

ミノキシジルは、毛母細胞や毛根の活性化を促進し成長期の髪の毛を育てる効果がありますが、毛根が存在しない場所では効果を発揮できません。

毛根が完全に死滅している状態では、ミノキシジルの代わりに、毛植毛(メディカルヘアトランスプラント)という外科的な処置が必要となる場合があります。





抜け毛に毛根がないと悩む前に早期改善しよう


毛根は、髪の毛を成長させるために重要な役割を果たしています。

毛根が黒い、毛根が極端に細い、毛根鞘に短い毛が付着している、毛根部の形が悪いといった症状が出ている場合は、薄毛や抜け毛が進行しているおそれがあるので注意が必要です。

対処法として、ストレスの解消や食生活の改善、シャンプー方法の見直し、育毛剤を利用するといった方法があります。育毛剤は半年以上継続することで効果が見込めるため、自分に合った価格と使用感のものを選びましょう。

快適生活なら、市販されていないさまざまな育毛剤があるほか、定期購入制度があり通常価格より割安で購入できます。育毛剤の購入を検討している人は、ぜひ利用してみてください。

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監修者:石上 ゆき(いしがみ ゆき)

薬事法管理者、コスメコンシェルジュの資格を保有。SEO会社にてリスティング1年、SEOサイトの作成を3年間行う。LP作成やサイト設計を含めた立ち上げから記事執筆、ディレクション、校正などSEOサイト作成が得意。その他、コスメコンシェルジュや薬事法管理者の資格を生かした記事チェックやリライトも可能。