危険・正常な抜け毛の本数は1日どれくらい?
主な原因や対策も徹底解説
最近抜け毛が多い気がする、排水溝の髪の毛の量が多いなどの悩みを持っている人は少なくないでしょう。
正常な抜け毛は基本的に1日で50~100本程度といわれていますが、季節によって髪の毛が抜ける本数は異なります。
自分の抜け毛が危険なのか正常なのかを判断するためにも、原因や対策を知ることは大切です。
この記事では、危険・正常と判断される抜け毛の本数や正常/危険な抜け毛が生じる原因と特徴を解説します。抜け毛の対策方法も解説するので、ぜひ本記事を最後までお読みください。
【この記事でわかること】 ● 危険・正常と判断される1日の抜け毛の本数 ● 正常な抜け毛が生じる主な原因 ● 危険な抜け毛の主な特徴 ● 危険な抜け毛が生じる主な原因 ● 抜け毛の本数が異常に多いと感じた際の対策 |
危険・正常と判断される1日の抜け毛の本数
頭皮が正常な状態で抜ける髪の毛の数は1日50~100本程度、異常な抜け毛の本数は1日200本以上とされています。
● 危険と判断される抜け毛の本数目安
● 正常と判断される抜け毛の本数目安
ここでは上記2点を解説します。
危険と判断される抜け毛の本数目安
危険と判断される抜け毛の本数は、1日あたり200本以上です。
1日に200本以上の抜け毛が続く、または髪の毛が薄くなったと感じるようなら、頭皮や髪の健康に問題が生じているおそれがあります。
抜け毛が増えてきたと感じた場合、原因となる生活習慣の見直しを試みたり、頭皮環境を改善するためのヘアケア商品を選んだりすることが、抜け毛の改善に有効です。
また、抜け毛が増え続ける場合や抜け毛に関して心配がある場合には、皮膚科医や専門家への相談をおすすめします。
正常と判断される抜け毛の本数目安
人間の髪の毛の生育サイクルに基づくと、正常な頭皮の場合、1日に自然に抜ける髪の毛の本数は50~100本程度とされています。髪の毛は、生えてから一定期間が経つと自然と抜け新しい髪の毛が生えてくるというサイクルを繰り返しています。
この50~100本程度という数値は、個人の頭髪の本数や生活習慣、季節、年齢などで変動するため、正確な数値ではなく目安と捉えることが重要です。
しかし、シャンプーやブラッシングの際に抜ける髪の毛が100本程度より多い場合や抜け毛が急に増えた場合、頭皮が見えるようになった場合は、髪や頭皮の健康状態に問題があるおそれがあります。
正常な抜け毛が生じる主な原因
正常な毛が抜ける主な原因として次の3つが挙げられます。
● 季節の変わり目
● 髪の周期サイクル
● シャンプーによる洗髪の影響
それぞれ具体的に解説します。
※参考:抜け毛の原因|大正製薬
季節の変わり目
季節の変わり目は正常でも抜け毛が生じやすいといえます。
季節の変わり目に抜け毛が多くなる理由の1つは、季節性脱毛です。
人間の体は環境の変化に対応するためにさまざまな調整をしています。その1つが毛髪の成長サイクルの調整です。季節性脱毛は、特に春と秋に多く見られる現象で、体が適応するために起こると考えられています。
人間の頭髪は体温調節の役割も果たしています。冬に向けて体を保温するために秋に髪の毛が多く生え、春に冬の間に生えた髪の毛が抜けて夏の暑さに対応できるように、体温調節を行います。
日照時間や紫外線量など季節による光線の変化も、毛髪の成長サイクルに影響を及ぼすでしょう。特に紫外線は、頭皮や髪の毛にダメージを与え、毛髪の成長サイクルを乱すおそれがあります。夏に紫外線を多く浴びると秋に抜け毛が増えるため注意が必要です。
また、春の季節の抜け毛はホルモンバランスの変化によって引き起こされます。ストレスホルモンの1つであるコルチゾールは、長期的なストレス状態になると高まり毛髪の成長を妨げます。
以上の理由から、季節の変化で抜け毛が増える場合でも一時的なものであれば問題ないでしょう。
髪の周期サイクル
髪の毛の成長はヘアサイクルと呼ばれる一定の周期を持ち、成長期・退行期・休止期の3つのフェーズから成り立っています。これらのサイクルが正常に機能しないと、異常な抜け毛問題が生じるおそれもあります。
それぞれのフェーズの概要は以下の表の通りです。
フェーズ | 概要 |
成長期 | ● 髪の毛が実際に成長する期間 ● 頭髪の90%以上がこのフェーズにある ● 毛髪は毎日0.3?0.5mm程度成長する ● 2~6年間程度続く |
退行期 | ● 成長期のあとの期間 ● 毛髪の成長が停止し毛母細胞が休止状態に入る ● 2~3週間程度続く |
休止期 | ● 新しい毛髪が成長するために古い毛髪が抜け落ちる期間 ● 3~4ヶ月程度続く |
これらの周期は個々の毛髪に対して独立しており、全ての毛髪が同じタイミングで同じ周期を経るわけではありません。
しかし、以下の要因によって毛髪サイクルが乱れると、通常は休止期にしか起きない抜け毛が成長期や退行期にも起きるようになります。
● ストレス
● 栄養不足
● ホルモンのバランスの乱れ
● 遺伝的要因
● 年齢
上記の要因によって、過度な抜け毛や薄毛が起こるといわれています。
シャンプーによる洗髪の影響
日常生活の中で最も髪の毛が抜ける時間は、シャンプーで洗髪しているときだといわれています。
シャンプーで洗髪しているときに抜け毛が多くなる理由として、シャンプーを適切に使用できていない可能性が挙げられます。
人によって頭皮や髪質は異なるため、同じシャンプーが全ての人に適しているわけではありません。
例えば、過度に強力な洗浄成分を含むシャンプーは、必要な油分まで落とし頭皮を乾燥させ、抜け毛や薄毛を引き起こすおそれがあります。
反対に、頭皮の清潔さを十分に保てないシャンプーは、頭皮環境の悪化を引き起こし抜け毛や薄毛の原因になります。
また、シャンプー自体が原因ではなくとも、その使用方法が不適切であれば抜け毛が増える場合があるでしょう。
例えば、シャンプーを適切にすすぎ落とさなかったり頭皮を強く擦りすぎたりすると、頭皮が刺激され抜け毛の原因となります。
洗い残しがあると、頭皮の毛穴を塞ぎ、かゆみやフケ、炎症などの頭皮環境の悪化を招くため注意しましょう。
危険な抜け毛の主な特徴
危険な抜け毛の主な特徴には次の3つがあります。
● 抜け毛の本数が極端に多い
● 抜け毛の毛根に異常が見られる
● 抜け毛が細い・短い
それぞれ解説します。
※参考:【医師監修】正常な抜け毛はどんな状態?毛根の色や形の特徴とは|ベアAGAクリニック
抜け毛の本数が極端に多い
抜け毛の本数が極端に多い場合は危険な抜け毛といえます。抜け毛の本数が極端に多いことは、ヘアサイクルの異常や健康状態の悪化を示している可能性があるからです。
先述のとおり、ヘアサイクルを構成するフェーズは成長期・退行期・休止期の3つです。
通常、頭髪の90%程度は成長期にあり、残りの10%程度が退行期と休止期に分かれています。休止期の終わりには髪の毛が自然に抜け新しい髪の毛が成長するため、1日に50?100本程度の抜け毛は正常と考えられています。
しかし、抜け毛の本数がこの範囲を大きく超える場合、ヘアサイクルが乱れているおそれがあり、危険な抜け毛だと考えられます。
ヘアサイクルの異常は、以下のようなさまざまな要因により引き起こされます。
● AGA
● ストレス
● ホルモンバランスの変化
● 栄養不足
一時的なストレスや体調不良であれば、原因が解消されると抜け毛も改善されます。しかし、長期間のストレスやAGA、更年期や産後のホルモンバランスの変化などが原因であれば、抜け毛が持続するおそれもあります。
抜け毛が多い状態が続く場合、それが単なる一時的なものなのか、それとも健康上の問題を示しているのかを判断するためには、医師などの専門家への相談が必要です。
栄養状態や生活習慣の見直し、適切な頭皮ケアと治療を行い、抜け毛の問題を改善していきましょう。
抜け毛の毛根に異常が見られる
抜け毛の毛根に異常が見られる場合、頭皮や髪の健康に深刻な問題があるおそれがあります。
抜け毛の毛根部分を見ると、健康な状態では毛球(もうきゅう)が一般的に白色または透明の球状になっています。毛球は、毛髪が正常に生え替わるサイクルの一部として自然に抜ける抜け毛に見られるものです。
しかし、毛球や毛根に以下の異常が見られる場合、頭皮の炎症や感染症、自己免疫疾患、またはその他の健康上に問題があるおそれが考えられます。
● 毛球や毛根が肥大している
● 毛球や毛根が変色している
● 毛球や毛根の形が不自然である
例えば、毛根が赤や黒に変色している場合は、頭皮の炎症や感染症のおそれがあります。また、毛根が極端に細い場合や存在しない場合は髪の成長フェーズが正常に機能していないおそれもあり、脱毛症などの重篤な症状が起こっている可能性も考えられます。
抜け毛の毛根に異常が見られる場合や異常な状態が続く場合は、皮膚科医や髪の専門家に相談し必要な検査や治療を受けましょう。
毛根の異常は髪の健康だけではなくその他の健康状態にも影響を与えるおそれがあるため、早期の対応が重要です。
抜け毛が細い・短い
抜け毛が細く短い状態は毛髪の成長期が短くなっているサインであり、男性型脱毛症(AGA)や女性型脱毛症(FAGA)などが進行しているおそれがあります。
これらの脱毛症はヘアサイクルの異常から起こるものです。成長期が短くなると、髪の毛が十分に長く太く成長する時間がなくなり、結果として抜けた髪の毛は細く、短くなります。
また、抜け毛が柔らかい場合や細く短い場合は、頭皮の健康状態や栄養不足、ストレスなどが影響している可能性もあります。健康な髪の毛を育てるためには、適度なストレスの発散や十分な栄養の摂取が大切です。
危険な抜け毛が生じる主な原因
抜け毛の本数が多い場合や毛根に異常が見られる場合は、危険な抜け毛の兆候です。危険な抜け毛が生じる原因には次の6つが挙げられます。
● シャンプーの回数が多い
● パーマやカラーリングを繰り返している
● 生活習慣が乱れている
● 何らかの脱毛症を発症している
それぞれ解説します。
シャンプーの回数が多い
頻繁なシャンプーは毛髪の成長を支える毛包にダメージを与えるおそれがあります。
シャンプーには頭皮を清潔に保つための洗浄成分が含まれています。しかし、洗浄成分を何度も与えると、頭皮の健康を保つための油分も洗い流してしまうおそれがあります。
頻繁にシャンプーを使用すると頭皮に刺激が加わり、頭皮が過度に乾燥したり皮脂が過剰に分泌されたりするなどの問題が起こる場合があるため、注意しましょう。
パーマやカラーリングを繰り返している
パーマやカラーリングを頻繁に行うと、髪の毛と頭皮にさまざまな影響を及ぼし危険な抜け毛の一因となります。
パーマやカラーリングに使用される化学物質は、髪の毛のタンパク質構造に変化をもたらす場合があります。タンパク質構造に変化が起きると、髪の毛は強度を失い細く柔らかくなりがちです。
さらに、パーマやカラーリングは頭皮にも影響を及ぼす場合があります。頭皮が乾燥したり炎症が起きたりすると、毛母細胞が損傷し危険な抜け毛となるでしょう。
また、パーマの熱処理やカラーリング後のブラッシングは髪の毛を傷つけるおそれがあり、さらなる抜け毛を引き起こす場合もあります。そのため、パーマやカラーリングを繰り返す行為自体が、髪の毛と頭皮に対する負担になります。
髪の毛と頭皮を保護するためには、適切なヘアケア製品の選択や専門家のアドバイスに従った施術が重要です。
生活習慣が乱れている
生活習慣が乱れると、身体全体の健康状態が悪化し危険な抜け毛を引き起こすリスクが高まります。
睡眠不足は体の免疫機能を低下させ、頭皮の健康を悪化させるおそれがあります。睡眠は疲れを取るだけではなく髪の毛の成長に必要なホルモンの分泌を促すといわれており、質の高い睡眠は大切です。
また、運動不足や飲酒・喫煙により血行不良が起きると、髪の毛の成長に必要な栄養素が頭皮に送られなくなり抜け毛の原因の1つになります。
何らかの脱毛症を発症している
主に遺伝が要因で引き起こされるAGA(男性型脱毛症)などの脱毛症も、危険な抜け毛が生じる原因の1つです。
例えばAGAは、男性ホルモンの1種であるジヒドロテストステロン(DHT)が、髪の毛を作る毛母細胞の活動を抑制することで抜け毛を引き起こします。
ジヒドロテストステロン(DHT)は、テストステロンと頭皮に存在する還元酵素の5αリダクターゼが結合して生成されます。
このジヒドロテストステロンが毛周期に働いてヘアサイクルが乱れると、毛髪が細く短くなり、最終的には髪の毛が生えなくなる状態に至るでしょう。
AGAなどの脱毛症は自力での治療が難しいため、医師に相談して治療しましょう。
抜け毛の本数が異常に多いと感じた際の対策
排水溝に溜まる髪の毛や枕元にある抜け毛の本数が異常に多いと感じた際、次の6つの対策をとりましょう。
● シャンプーの方法や回数を見直す
● パーマ・カラーリングをなるべく控える
● 生活習慣を見直す
● ストレス解消法を見つける
● 育毛剤を使用する
● 症状がひどい場合は医療機関を受診する
それぞれ解説していきます。
シャンプーの方法や回数を見直す
シャンプーの方法や回数を見直すと、頭皮環境と髪の毛に対するダメージを最小限に抑えられるでしょう。
髪の洗いすぎは頭皮や髪の毛に負担をかけ、抜け毛を引き起こすおそれがあります。
洗髪により過度に皮脂が落とされると、頭皮が乾燥し必要な皮脂のバリア機能が低下します。外部からの刺激に対して頭皮が脆弱になり、炎症が起きやすくなるなどの問題が生じるでしょう。また、髪の毛自体も乾燥によるダメージを受けやすくなり、抜けやすくなる場合があるでしょう。
さらに、シャンプーの際に力強く擦って洗うと、髪の毛が摩擦によるダメージを受けるといわれています。また、熱いお湯で洗髪すると、頭皮の毛細血管が拡張し血液の流れが良くなる一方、皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まる原因になります。
シャンプーは1日に1回、または2日に1回を目安にし、頭皮をマッサージするように優しく洗ったりぬるま湯で洗い流したりするとよいでしょう。
パーマ・カラーリングをなるべく控える
パーマやカラーリングをなるべく控えて自然な状態の髪を維持することが、抜け毛対策になります。
パーマやカラーリングは、化学薬品を使用して髪の構造を変えるものです。
パーマは、髪のタンパク質結合を一時的に解いてから再結合させて髪のカールを作り出します。カラーリングは、髪表面のカットクリーム(髪の保護層)を剥がし、髪の内部に色素を入れて髪の色を変えます。
このような化学薬品を使用した処理は、髪に大きなストレスを与え、髪を弱く抜けやすい状態にします。特にパーマ液やカラーリング剤が頭皮に触れてしまうと、頭皮が刺激を受けて炎症を起こすおそれがあります。炎症が起きた頭皮からは健康な髪が生えにくくなり、抜け毛の原因になるでしょう。
どうしてもパーマやカラーリングをしたい場合は、施術をプロの手に任せ適切なアフターケアをすることが大切です。
生活習慣を見直す
栄養バランスやストレス管理、適度な運動、十分な睡眠といった生活習慣が頭皮や髪の健康に大きく影響を及ぼすため、生活習慣の見直しが抜け毛対策になるでしょう。
髪の主成分であるケラチンはアミノ酸から作られるため、髪の成長を促進するビタミンAやビタミンE、亜鉛などのミネラルを積極的に摂取しましょう。
また、適度な運動は血行を促進します。頭皮への血流が良いと、髪を作る毛母細胞に栄養素や酸素が効率よく供給され髪の健康が維持されるため、無理しない程度に継続できる運動をすることをおすすめします。
ストレス解消法を見つける
日々のストレスを効果的に管理して、抜け毛の予防や対策をしましょう。
ストレスが体に与える影響は、ホルモンバランスの乱れとして現れます。
ストレスが高まると、体内でコルチゾールというホルモンが過剰に分泌されます。コルチゾールは"ストレスホルモン"とも呼ばれ、体を守るための一時的な反応として役立つ一方で、長期間にわたってコルチゾールが高いレベルが続くと、身体に悪影響を及ぼすでしょう。
また、ストレスは自律神経を乱れさせ血行を悪くすることも知られています。頭皮の血行が悪くなると、髪の成長に必要な栄養素や酸素の供給が不足し、健康な髪の育成が難しくなります。
そのため、ストレスを溜め込まない方法を見つけましょう。ストレス解消法の例には以下のものがあります。
● 運動
● 瞑想
● ヨガ
● 趣味の時間
● 友人との会話
ストレス解消法は人それぞれであるため、自分にとって最もリラックスできストレスが軽減される方法を見つけるとよいでしょう。
育毛剤を使用する
抜け毛の要因が頭皮環境の悪化である場合、抜け毛対策として育毛剤の使用がおすすめです。
育毛剤には保湿成分や炎症を抑える有効成分が配合されているため、半年程度継続すると髪の毛が生える土台作りを期待できます。
育毛剤を購入するなら、定期購入もできる快適生活がおすすめです。
快適生活なら、ドラックストアでは販売されていない育毛剤も販売しているため、より自分に合った使用感や香り、成分の育毛剤を選べるでしょう。
快適生活で自分に合った育毛剤を探す |
症状がひどい場合は医療機関を受診する
シャンプーの方法や回数や生活習慣の見直し、ストレスの解消、育毛剤の継続をしても抜け毛が治まらない場合は、脱毛症で抜け毛が引き起こされている可能性が考えられます。
脱毛症は進行型の疾患であるため、投薬や注射などの治療が必要です。
抜け毛や薄毛の症状が治まらない場合は、AGAクリニックや皮膚科の医療機関に相談し治療しましょう。
抜け毛の本数に関するよくある質問
抜け毛の本数に関する3つのよくある質問をまとめました。
● ドライヤーやワックスも抜け毛の本数が増える原因になる?
● ロングヘアーは重さで毛が抜けやすいって本当?
● 年齢が若いのに抜け毛が多いことは異常?
それぞれ回答します。
ドライヤーやワックスも抜け毛の本数が増える原因になる?
ドライヤーやワックスは抜け毛を増加させるおそれがあります。
ドライヤーを高温設定にして頭皮に近づけすぎると、髪のタンパク質(ケラチン)を損傷したり頭皮を過度に乾燥させたりするでしょう。
また、ワックスなどのスタイリング製品は、長時間使用し続けると頭皮に残り毛穴を塞ぐことで、頭皮環境の悪化を引き起こすといわれています。
スタイリング製品の使用後は、髪と頭皮をきちんと洗い流し、週に1回程度はディープクレンジングシャンプーを使うなどで頭皮を清潔に保つことが重要です。
ロングヘアーは重さで毛が抜けやすいって本当?
ロングヘアー自体が直接的に抜け毛を引き起こすわけではありません。しかし、ロングヘアーの重さによって髪の根元に追加的な引っ張り力が加わるため、抜け毛が増えるおそれがあります。
また、ストレートアイロンなどの使用や過度なブラッシングで、髪が破損して抜けやすくなる場合があります。
年齢が若いのに抜け毛が多いことは異常?
年齢に関係なく、1日50~100本程度の抜け毛は一般的な範囲とされていますが、これより多い場合は異常な状態であると考えられます。
抜け毛はストレスや栄養不足、皮膚疾患、脱毛症によって引き起こされるため、要因がわからない場合は専門医への相談がおすすめです。
危険・正常な抜け毛の本数をそれぞれ把握し適切な対策を
正常な抜け毛は基本的に1日で50~100本程度であり、200本以上抜けていると危険な抜け毛であるといえます。また、抜け毛の毛根や毛球が肥大・変色している場合や形が不自然である場合は異常な抜け毛であるおそれがあります。
危険な抜け毛は脱毛症などの重篤な状態を示しているおそれがあるため、自分の抜け毛の様子を確認しましょう。
抜け毛が気になる場合は、生活習慣やシャンプーの方法・回数の見直し、ヘアスタイリングの変更、ストレスの解消、育毛剤の継続を行うことで対策できます。
頭皮の乾燥や炎症に悩む場合は、有効成分が配合された育毛剤で頭皮環境を整えることがおすすめです。
快適生活は、ドラックストアで購入できない豊富な種類の育毛剤を取り揃えています。
育毛剤は継続が大切であるため、定期購入も可能な快適生活で自分に合った育毛剤を見つけましょう。
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監修者:石上 ゆき(いしがみ ゆき) 薬事法管理者、コスメコンシェルジュの資格を保有。SEO会社にてリスティング1年、SEOサイトの作成を3年間行う。LP作成やサイト設計を含めた立ち上げから記事執筆、ディレクション、校正などSEOサイト作成が得意。その他、コスメコンシェルジュや薬事法管理者の資格を生かした記事チェックやリライトも可能。 |
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