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ドライブレコーダーの吸盤が落ちる原因は?
外れるときの対処法・注意点も


この記事では、ドライブレコーダーの吸盤が落ちる原因を解説します。

ドライブレコーダーは近年導入が進んでおり、事故やトラブルが起きた際の証拠として有効なアイテムです。一般的に車のフロントガラス部分に付けるものですが、吸盤が落ちてしまうとしっかり撮影できず活用できないでしょう。

この記事では、ドライブレコーダーの吸盤が外れるときの対処法や注意点を解説します。おすすめのドライブレコーダーも合わせてお伝えするので、ドライブレコーダーの吸盤が取れてしまって悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてください。



【この記事でわかること】
● ドライブレコーダーの吸盤が落ちてしまう主な原因
● ドライブレコーダーの吸盤が落ちるときの対処法7選
● ドライブレコーダーの吸盤を付ける場合の注意点





ドライブレコーダーの吸盤が落ちてしまう主な原因


ドライブレコーダーを取り付ける位置には、次のような規程があります。

● フロントガラスの上端20%以内
● バックミラーの裏側

吸盤で取り付けるドライブレコーダーは初心者でも手軽に設置できるため高い人気がありますが、上記の位置条件を満たすように取り付ける必要があります。

しかし、吸盤が落ちてしまうと、要件を満たせないだけでなく事故やトラブルの場面を録画できず証拠として残せないでしょう。

ここでは、ドライブレコーダーの吸盤が落ちてしまう主な原因を解説します。

● 吸盤にホコリや汚れが付着している
● 吸盤が熱膨張している
● 吸盤に凹凸ができている
● 吸盤に穴が空いている
● 高温・低温で取り付けに向いていない環境である

上記5つの原因を詳しく解説するので、1つずつ確認しましょう。

吸盤にホコリや汚れが付着している

吸盤にホコリや汚れが付着していると、吸盤と接着したい面との間に隙間ができてしまいます。しっかりと付着していないため、吸盤の吸着力が弱まって落下に繋がるでしょう。

吸盤の見た目はきれいだとしても、実際は細かなホコリや汚れが付着しているケースは珍しくありません。また、取り付ける箇所が汚れている場合でも吸着力が低下します。

吸盤が落ちてしまうからといって、適切な位置にドライブレコーダーを設置していないと、いざという場面を録画できないおそれがあるほか、『道路運送車両法』違反となるケースがあるため注意してください。

※参考:道路運送車両の保安基準の細目を定める告示丨国土交通省

吸盤が熱膨張している

買ったばかりの吸盤は平らであるため、接着面との真空状態を保ちやすい状態です。しかし、長年使用している吸盤は熱によって変形しやすくなります。

また、夏場の車内は気温が急激に上昇するため、熱膨張のリスクが高まります。吸盤と接着面に空気が入り込んで吸盤が外れ、ドライブレコーダーの落下に繋がるでしょう。

吸盤に凹凸ができている

先述の通り、平らな吸盤は接着面に対して密閉された状態となるため、高い吸着力を発揮できます。

一方、吸盤に凹凸があると接着面との間に空気が入り込むので、密閉できません。その結果、吸盤の吸着力が弱まって落ちやすくなります。

吸盤に穴が空いている

吸盤は接着面との間に真空状態を作り出すことで、外側からの大気圧に押されて固定されます。

吸盤に穴が空いていると、接着面との間に空気が入り込んで真空状態を保ちにくくなります。内側から大気圧がかかり、吸盤が外れやすくなるでしょう。

高温・低温で取り付けに向いていない環境である

高温・低温になりやすい場所は、以下のような理由から吸盤の取り付けに向いていません。



高温の場所 熱によって吸盤がやわらかくなりすぎて、ドライブレコーダーの重さによって吸盤は変形するから。
低温の場所 吸盤が冷えて固くなるので柔軟に変形せず、接着面との間に空気が入り込みやすいから。

吸盤でドライブレコーダーを設置する場合、20℃程度の環境が推奨されています。

低温環境で吸盤が外れやすい場合は、温かい息を吹きかけたり手で温めたりしてから取り付けると吸着力を回復できるでしょう。一方で、車内が高温である場合は空調やサンシェードを活用して車内の温度を抑えることがおすすめです。





ドライブレコーダーの吸盤が落ちるときの対処法7選


ここでは、ドライブレコーダーの吸盤が落ちてしまうときの対処法を解説します。

● 吸盤と取り付ける場所を掃除する
● 水やグリセリンを薄く塗る
● ハンドクリームを塗る
● 熱湯をかける
● 吸盤補強シートを活用する
● 両面テープや接着剤、シリコンを活用する
● 吸盤が不要なドライブレコーダーに買い替える

上記7つの対処法をそれぞれ解説するので、吸盤が落ちる際は試してみましょう。

吸盤と取り付ける場所を掃除する

新品の吸盤でも、目に見えない汚れやゴミが付着している場合があります。使用前に吸盤を水洗いしてから取り付けると、しっかり吸着するようになるでしょう。

また、取り付ける場所にホコリや汚れが付着していると、吸着力が弱まる原因となります。油分や汚れを拭き取れる専用クリーナーで掃除すれば、簡単に油分や汚れを落とせます。

適切な位置にドライブレコーダーを設置できるので、大切な場面も逃さず録画できるでしょう。

水やグリセリンを薄く塗る

吸盤の吸着面に隙間があると、吸盤が落ちやすくなる原因です。

その場合、吸着面に水やグリセリンを少量塗る方法をおすすめします。吸盤を取り付ける際に水やグリセリンが吸着面の隙間を埋め尽くし、外れにくくなって密閉率が高まります。

ハンドクリームを塗る

吸盤の接着面に空気が入り込んでしっかり吸着できない場合、吸盤の接着面にハンドクリームを塗る方法がおすすめです。

吸盤と接着面の凹凸をハンドクリームの油分が埋めてくれるため、真空状態を保ちやすくなります。使用するハンドクリームを選ぶ際には、さらさらとしたテクスチャーのものより粘稠性が高いテクスチャーのものが効果的です。

熱湯をかける

熱によって変形した吸盤は、70~80℃程度の熱いお湯に浸すと平たく変形します。吸着時に接地面と吸盤の間に空気が入り込みにくくなり、吸着力が復活するでしょう。

お湯を準備する手間を省きたい場合、水を入れた容器に吸盤を入れて30秒~1分程度加熱する方法もあります。

しかし、加熱しすぎると変形してしまい、かえって吸着力が落ちるおそれがあります。少しずつ様子を見ながら加熱しましょう。

吸盤補強シートを活用する

吸盤を付けたい箇所に市販の吸盤補強シートを貼ると、接着面が平らになって吸盤の吸着力を高められます。接着面を傷付けずにきれいに剥がせるタイプのものを選べば、場所を選ばずに安心して使用できるでしょう。

100円均一ショップでも購入できるため、少ない手間や金銭的負担で簡単に取り付けられる点が便利だといえます。ただし、少し目立つため見栄えを気にする人にはおすすめしません。

両面テープや接着剤、シリコンを活用する

両面テープや接着剤などの材料を活用すれば、吸盤と接着面の隙間を埋めたいときに役立ちます。費用が安価であり、100円均一や文具店、ドラッグストアなどの身近な店舗で購入できる点が魅力です。

設置時の見栄えを気にしない人にとっては、手軽に吸盤を固定できる方法といえます。それぞれのアイテムに期待できる効果は以下の通りです。



高温の場所 期待できる効果
両面テープ 粘着層が吸盤と接着面の隙間を埋めて空気が入りにくくなる
接着剤 吸盤と接着面を固定する
シリコン 防水性があるので、吸盤周囲を密閉して水や湿気の侵入を防ぐ

ただし、粘着力が強い両面テープだと、剥がす際に粘着部分が残ってしまう場合があります。また、接着剤を使用する場合、吸盤が外れなくなってしまうケースは珍しくありません。

ドライブレコーダーの買い替えを想定したうえで、活用を見極めましょう。

吸盤が不要なドライブレコーダーに買い替える

吸盤が不要なドライブレコーダーなら、吸盤の吸着力を気にせずにドライブレコーダーを使用できます。強力な両面テープによって貼り付けるタイプが多く、車内熱による劣化のおそれや落下のリスクが吸盤タイプに比べて少ないといえます。

しかし、一度取り付けるとやり直しが難しいため、取り付け場所を間違えると貼り直せない点がデメリットです。

初めてドライブレコーダーを購入・設置する人には、吸盤タイプのほうが手軽に設置しやすいといえます。





ドライブレコーダーの吸盤を付ける場合の注意点


吸盤タイプのドライブレコーダーを取り付ける際は、注意しなければならないポイントがいくつかあります。

● 空気が入らないように慎重に押し付ける
● 視界を遮らない場所に取り付ける
● 適切な温度の環境で取り付ける

上記3つの注意点をそれぞれ解説するので、ドライブレコーダーを設置する際は気を付けましょう。

空気が入らないように慎重に押し付ける

吸盤と接着面に空気が入り込むと、内側から圧がかかり吸盤が外れやすくなります。

設置する際には、慎重に吸盤を接着面に押し当てて空気が入らないようにしましょう。真空状態が保たれやすくなり、ドライブレコーダーの落下を防げます。

視界を遮らない場所に取り付ける

適切な位置にドライブレコーダーを取り付けると吸盤が外れるからといって、視界を遮る場所にドライブレコーダーを設置することはおすすめできません。

道路運送車両法』によって、ドライブレコーダーをフロントガラスに設置する場所はガラスの上端から20%以内と定められています。

これ以外の場所に設置すると、運転の妨げになるだけでなく、肝心な場面を録画できないおそれがあるため、ドライブレコーダーは適切な位置に取り付けましょう。吸盤ごとドライブレコーダーが落下してしまう場合は、他のタイプのドライブレコーダーに買い替えることが選択肢の1つです。

適切な温度の環境で取り付ける

高温・低温過ぎる環境で吸盤を取り付けると、変形してしっかりと密着しないおそれがあります。

4℃以下の環境では冷えて固くなってしまい、一方で70℃を超えると熱で変形してしまうでしょう。吸盤タイプのドライブレコーダーを設置する際は、20℃程度の室温を意識してください。





ドライブレコーダーを買い替えるなら快適生活がおすすめ


この記事で解説した対策を実施してもドライブレコーダーの吸盤が落ちてしまう場合、ドライブレコーダーを買い替えることがおすすめです。

快適生活』で取り扱っているドライブレコーダーは、ルームミラーの上から液晶モニターを被せて専用バンドで固定するタイプが主流となっています。吸盤タイプではないため、運転中に落下する心配がありません。

また、取り付けが簡単であるため、ドライブレコーダーを初めて使う人でもすぐに取り付けられます。手軽にドライブレコーダーを購入したい人は、ぜひ快適生活での購入を検討してみましょう。



快適生活でドライブレコーダーを購入する





ドライブレコーダーの吸盤が落ちるときは複数の原因を探ろう


この記事では、ドライブレコーダーの吸盤が落ちる原因や対処法を解説しました。

吸盤は、ホコリや汚れが付着したり熱膨張したりすると外れやすくなります。吸盤タイプのドライブレコーダーが落ちてしまう場合、吸盤と取り付ける場所を掃除する方法や、グリセリンやハンドクリームを塗るなどの対処法を取り入れてみましょう。

また、吸盤が外れやすいからといって、ドライブレコーダーを規程の位置とは違う場所に設置することはおすすめできません。吸盤の吸着面に空気が入らないようにしっかり押し付けて、視界を遮らない適切な位置に取り付けることが大切です。

吸盤タイプのドライブレコーダーがすぐに落ちてしまい面倒に感じているという人は、買い替えが選択肢の1つになるでしょう。『快適生活』では、ルームミラーに液晶モニターを被せて専用バンドで固定するドライブレコーダーを主に取り扱っています。

取り付けが簡単であるため、初めてドライブレコーダーを購入する人にもおすすめです。手間や落下の心配なくドライブレコーダーを使用したいなら、快適生活のドライブレコーダーをぜひお試しください。



快適生活でドライブレコーダーを購入する



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