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ドライブレコーダーの見方は?
注意点や録画映像に影響する要素も解説


この記事では、ドライブレコーダーを見る方法を解説します。

運転中に起こり得るトラブルに備えて、ドライブレコーダーを設置する人は増えています。

ドライブレコーダーを使って事故などが発生した際の状況を確認するには、録画された映像の見方を知っておくことが大切です。

この記事では、ドライブレコーダーで録画映像を見る方法や再生時の注意点を解説します。

録画映像に影響する要因やおすすめの製品もお伝えするので、ドライブレコーダーの導入を検討している人はぜひこの記事を参考にしてください。



【この記事でわかること】
● ドライブレコーダーの録画映像の見方
● ドライブレコーダーで録画映像を再生するときの注意点
● ドライブレコーダーの録画映像に影響する要素





ドライブレコーダーの録画映像の見方


ここでは、ドライブレコーダーの録画映像を見る方法を解説します。

● 本体で再生する場合の見方
● パソコンで再生する場合の見方
● スマートフォン・タブレットで再生する場合の見方
● テレビで再生する場合の見方
● カーナビで再生する場合の見方

上記5つの見方から自分に合った方法を探してみましょう。

本体で再生する場合の見方

ドライブレコーダー本体での映像再生は手順が簡単であるため、スタンダードな方法といえます。

機種によって操作は異なりますが、基本的には以下の通りです。

1. 本体の【メニュー】ボタンを押して、再生したいファイルを選ぶ
2. 【ファイル再生】を選択する
3. 画面に映像が再生される

詳細な操作方法は取扱説明書で確認しましょう。

本体で再生するメリットやデメリットとして、以下が挙げられます。

メリット ● パソコンやアダプターに接続する必要がない
● 車内ですぐに映像を確認できる
デメリット ● ドライブレコーダー本体が小さいと映像を確認しにくい

本体画面に映像を映し出す場合、わざわざパソコンやアダプターを用意する必要がありません。

機械操作が苦手な人でも操作しやすく、急いで映像をチェックしたい場面でも便利に仕様できます。

ただし、小型のドライブレコーダーは映像の再生画面が小さく、細かい部分が見えにくく感じるでしょう。

操作ボタンも小さいため、操作の不便さを感じるかもしれません。

パソコンで再生する場合の見方

大きな画面で映像を確認したい人には、パソコンで再生する方法がおすすめです。

カードリーダーが付属しているパソコンにドライブレコーダーのSDカードを差し込めば、画面が自動的に立ち上がります。

パソコンにカードリーダーが付いていない場合は、以下の方法で映像を再生してみましょう。

1. パソコンのUSBポートに合ったカードリーダーを用意する
2. カードリーダーにドライブレコーダーのSDカードを差し込む
3. パソコンとカードリーダーを接続する
4. 画面表示に従って映像を再生する

ドライブレコーダーの機種によっては、パソコンに再生専用のソフトウェアをダウンロードする必要があります。

また、パソコンで映像を再生するメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット ● 大きな画面で映像を確認できる
● 映像をチェックするタイミングで映像を保存できる
デメリット ● パソコンによっては、カードリーダーやソフトウェアのダウンロードが必要となる

パソコンの大きな画面なら映像の細かな部分までしっかり確認でき、さらに映像をパソコンに保存できます。

事故やトラブルが発生した際の証拠映像や、旅行の思い出を記録した映像など、長期間保存したい映像を確認する際にもぴったりです。

ただし、パソコンによっては、カードリーダーやソフトウェアのダウンロードが必要です。

パソコンに詳しくない人や機械操作が苦手な人には、ハードルが高く感じられるでしょう。

スマートフォン・タブレットで再生する場合の見方

Wi-Fi通信に対応しているドライブレコーダーなら、アプリをダウンロードしてスマートフォンやタブレットなどで映像を再生できます。

アプリを起動し、【再生】・【アルバム】・【ファイル】などの表示をタップするだけですので、操作が簡単です。

Wi-Fi通信に非対応のドライブレコーダーでも、以下の手順でスマートフォンやタブレットでの映像確認が可能です。

1. カードリーダーでドライブレコーダーのSDカードを差し込む
2. スマートフォン(もしくはタブレット)にカードリーダーを接続する
3. 表示に従って操作する
4. 確認したい映像を選択して再生する

Wi-Fi通信の対応の有無によって操作方法が異なるため、ドライブレコーダーの機能をあらかじめ把握しておきましょう。

スマートフォンやタブレットでの映像再生には、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット ● 手元で映像を見られる
● 使い慣れたスマートフォンやタブレットで操作できる
● タブレットなら比較的画面面が大きい
デメリット ● Wi-Fi通信に非対応のドライブレコーダーでは、カードリーダーを用意する必要がある

スマートフォンやタブレットは手元で映像を見られるので、狭い車内で映像を覗き込む必要がありません。

特に、タブレットなら画面も大きく、細かい部分まで見たいときに向いています。

パソコンやカーナビに比べて普段から使い慣れていることから、機械が苦手な人でも操作しやすいでしょう。

一方、Wi-Fi通信に非対応のドライブレコーダーでは、カードリーダーを用意する必要があります。

また、運転中のスマートフォンの操作は禁止されているため、映像の再生は駐車して行ってください。

テレビで再生する場合の見方

ドライブレコーダーの映像をテレビで再生する方法として、以下3つがあります。

● ドライブレコーダー本体をテレビに接続する
● テレビ本体にSDカードを差し込む
● カードリーダーをテレビに接続する

中でも、出力端子が搭載されているドライブレコーダーなら、テレビで映像を再生できます。

ドライブレコーダーの出力端子とテレビの入力端子をケーブルで繋ぐだけですので、難しい操作は必要ありません。

また、側面や裏面にSDカードスロットが付いているテレビなら、ドライブレコーダーのSDカードを差し込むとすぐに映像を確認できます。

カードリーダーをテレビに接続する方法は、パソコンの手順と同様です。

テレビで映像を再生するメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット ● パソコンよりも大画面で映像を見られる
デメリット ● 出力端子が備わっているドライブレコーダーが少ない

テレビでの再生は、複数名で映像を見たいときにぴったりです。

ドライブ中の車内の映像を記録しておけば、家族や友人と思い出を共有する際に役立つでしょう。

ただし、テレビに出力できるドライブレコーダーの種類は多くありません。

テレビで再生することを前提にドライブレコーダーを購入する場合、機種のスペックを確認してから購入しましょう。

カーナビで再生する場合の見方

カーナビと一体型になっている製品や連携が可能な製品なら、カーナビから映像を再生できます。

方法は以下の通りです。

1. カーナビのメニューから【ドライブレコーダー】を選択する
2. 再生したいファイルを選択する
3. カーナビの画面に映像が再生される

また、カーナビで映像を再生するメリットやデメリットは以下の通りです。

メリット ● ドライブレコーダーよりも大きな画面で映像をチェックできる
● 車内で映像を見られる
デメリット ● カーナビ連携型のドライブレコーダーの場合、カーナビも購入する必要がある

カーナビの画面はドライブレコーダー本体よりも大きく、映像の細かい部分までチェックできるでしょう。

事故やトラブルが発生した際も、その場で映像を確認できる点が特長です。

ただし、カーナビ一体型ではないドライブレコーダーの場合、対応可能なカーナビを購入する必要があります。

費用が高くなるおそれがあるため、予算を多めに見積もっておきましょう。





ドライブレコーダーで録画映像を再生するときの注意点


ここでは、ドライブレコーダーで録画映像を再生する際の注意点を、以下4点から解説します。

● 再生前にバックアップを取っておく
● 定期的に録画の設定を確認・変更する
● SDカードを傷付けないように注意する
● SDカードは定期的に初期化(フォーマット)する

順番に確認しましょう。

再生前にバックアップを取っておく

ドライブレコーダーのデータは、再生前にバックアップを取っておくことがおすすめです。

ドライブレコーダーの操作に慣れていないと、再生時に誤って映像を消去してしまうおそれがあります。

バックアップの方法は複数ありますが、パソコンや専用のソフトウェアを使用する方法が一般的といえます。

定期的に録画の設定を確認・変更する

録画の設定は定期的に確認し、適切に映像が記録されているかチェックしましょう。

必要に応じて、設定の変更も検討してください。

例えば、ナイトビジョンがオフのままだと夜間に鮮明な映像を撮影できないため、オンに切り替えることがおすすめです。

また、衝撃検知が高く設定されていると、わずかな振動で録画が始まってしまいます。

逆に衝撃検知が低ければ、いざという場面を撮影できないため、高い数値に設定し直しましょう。

SDカードを傷付けないように注意する

SDカードやmicroSDカードを取り出して映像を見る場合は、傷付けないように注意してください。

小さくて薄いため、折れたり曲がったりするおそれがあります。

SDカードやmicroSDカードが傷付くと、データを再生できません。

万が一の場合に証拠になる映像を残すために、SDカードやmicroSDカードの取り出しは慎重に行いましょう。

SDカードは定期的に初期化(フォーマット)する

SDカードやmicroSDカードは、データの上書き保存を繰り返すとカードに負担がかかり、転送速度が低下します。

映像データの破損や録画エラーに繋がり、事故やトラブルが生じた際に映像を確認しても記録されていないおそれがあります。

定期的に初期化(フォーマット)して、カード内のデータをきれいに消去しましょう。

初期化すれば全てのファイルが消去されて使い始める前の状態に戻るため、上書きによる消耗を防止してくれます。

上書きの頻度はカードの容量や機種によって異なるものの、月に2回ほど初期化することがおすすめです。

また、SDカードやmicroSDカードは消耗品として考え、1〜2年を目途に交換しましょう。





ドライブレコーダーの録画映像に影響する要素


ここでは、ドライブレコーダーで録画される映像に影響する要素を見ていきましょう。

● カメラの画質
● 録画範囲
● 録画モード
● 夜間や逆光時の撮影可否
● 駐車監視機能の有無

上記5つの要素をそれぞれ解説します。

カメラの画質

いざという場面をしっかり捉えるために、高画質カメラのドライブレコーダーを選びましょう。

おすすめは、「FULL HD画質」以上で「200万画素」以上のドライブレコーダーです。

映像から車両ナンバーの読み取りや信号の色などが識別できれば、事故や事件の際の証拠として有効になります。

録画範囲

ドライブレコーダーの録画範囲は製品によって以下のように異なります。

● 水平画角(横の撮影範囲)
● 垂直画角(縦の撮影範囲)
● 対角画角(斜めの撮影範囲)

撮影範囲が広い機種ほど、広範囲で映像を記録できます。

必要な録画範囲に迷ったら、水平画角が100度以上の機種がおすすめです。

録画モード

ドライブレコーダーは、製品によって以下のような録画モードが搭載されています。

録画モード 詳細
常時録画 エンジンを入れてから切るまで常に録画されている
イベント録画 ● 衝撃探知:走行中に衝撃を探知すると、衝撃検知前後の映像を自動的に記録する
● スイッチ操作:ドライブレコーダー本体もしくはカーナビのスイッチ操作で映像を記録する
● 駐車時衝撃探知:駐車時に衝撃探知すると自動的に記録する
静止画記録 ドライブレコーダー本体のスイッチを押すと、静止画が記録される
※参考:ドライブレコーダーの録画方法は?自動的に録画されますか?丨トヨタのクルマ

常時記録では常に映像が記録されているため、長時間の運転ではデータが上書きされるおそれがあります。

データ容量が大きいメモリーカードを選んだり、こまめにバックアップを取ったりする必要があるでしょう。

夜間や逆光時の撮影可否

ナイトビジョンやスーパーナイト、STARVISなどの夜間機能が搭載されたドライブレコーダーは、屋内駐車場やトンネルのような暗い場所でも鮮明な映像を記録します。

また、夕日が差し込む時間帯やトンネルの出入り口など強い光を受ける場面では、映像の白飛びへの対策が必要です。

HDRやWDRなど、逆光に強い画面補正機能が備わっていれば、白飛びを防止して撮影できます。

駐車監視機能の有無

駐車監視機能が付いたドライブレコーダーなら、駐車時やエンジンを切っている状態でも車両周辺の状況が分かります。

当て逃げや車上荒らしなどの被害に遭った際も証拠映像が残るため、駐車時のトラブル対策にぴったりです。

ただし、駐車監視機能は”常時録画”・”動体検知録画”・”衝撃検知録画”など、ドライブレコーダーによって録画方式が異なります。

データ量が大きいため、SDカードの消耗が激しくバッテリーの劣化を早めてしまうなどのデメリットも把握しておきましょう。





高性能のドライブレコーダーなら快適生活


高性能なドライブレコーダーを探している人には、快適生活『3カメラミラー型ドライブレコーダー』がおすすめです。

前方カメラ140度、車内カメラ110度、後方カメラ90度と、広範囲の映像を捉えられます。

駐車監視モードが搭載されており、駐車中の防犯にも役立つでしょう。

録画映像は液晶モニターでチェックできるほか、microSDカードをパソコンに挿入することも可能です。

また、ルームミラーの上から被せるだけで取り付けられるため、機械の操作に慣れていない人にもおすすめです。

万が一に備えてドライブレコーダーの購入を検討している人は、ぜひ快適生活の『3カメラミラー型ドライブレコーダー』をお試しください。

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ドライブレコーダーの見方に関するよくある質問


ここでは、ドライブレコーダーの見方に関してよくある質問に回答します。

● ドライブレコーダーの録画映像は何日で消える?
● ドライブレコーダーの録画映像を消してしまったらどうなる?
● 録画したはずなのにドライブレコーダーの映像が保存されない原因は?

上記3つの質問とその回答を見ていきましょう。

ドライブレコーダーの録画映像は何日で消える?

録画記録の保存期間は、使用しているSDカードやmicroSDカードの容量、ドライブレコーダーの機種によって異なります。

SDカードの場合、映像記録の保存期間は以下の通りです。

SDカードの容量 映像記録の保存期間
8GB 1〜2時間程度
16GB 3〜4時間程度
32GB 6〜8時間程度
64GB 13〜17時間程度
128GB 25〜35時間程度
256GB 52〜69時間程度
512GB 104〜140時間程度

容量を使い切ると、新しい映像が古い映像に上書き保存されます。

長期間に渡って映像を記録しておきたい人やバックアップが面倒に感じる人は、なるべく容量の多いSDカードを選びましょう。

また、事故やトラブルなどの証拠として長期的に保存しておきたい映像は、パソコンなどの媒体にデータをバックアップしておく必要があります。

ドライブレコーダーの録画映像を消してしまったらどうなる?

ドライブレコーダーの録画映像を消去してしまった場合、データ復旧ソフトの活用がおすすめです。

データ復旧ソフトをダウンロードしたパソコンにSDカードを接続して復元作業を行えば、録画映像を復旧できる可能性があります。

ドライブレコーダーは新しい録画映像を上書きするため、最新の映像であれば復元できるケースが多くあります。

ただし、古いデータの場合は完全な復元が難しいでしょう。

録画したはずなのにドライブレコーダーの映像が保存されない原因は?

録画したはずの映像が保存されない原因として、以下が考えられます。

● イベント録画機能がオフになっており、衝撃検知されない
● 衝撃検知の感度設定が悪い
● 上書き設定されないまま容量を使い切った
● SDカードが寿命に達している
● ドライブレコーダーに給電されていない

ドライブレコーダーの中には、通常録画とイベント録画の上書き機能をそれぞれ設定する製品があります。

上書き設定されないまま容量がを使い切ってしまうと、それ以降の映像が記録されません。

事故やトラブルが起きた際の記録が欲しい人は、上書き設定をしておきましょう。

また、SDカードは上書きできる回数に上限があり、半永久的な使用はできません。

寿命に達してしまうと正常に録画されなくなるため、注意しましょう。





ドライブレコーダーの一般的な見方を押さえておこう


この記事では、ドライブレコーダーの見方を解説しました。

ドライブレコーダーに録画された映像を見る方法には、本体だけでなくカーナビやパソコン、テレビなどを活用する方法が挙げられます。

製品によって接続できる媒体が異なるため、再生方法を把握してから購入しましょう。

また、ドライブレコーダーは万が一の場合の記録を鮮明に残すことが重要です。

画質や録画範囲、駐車監視機能などを考慮して、トラブルの解決や防止に適した製品を選びましょう。



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