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ドライヤーで抜け毛が多い原因は?
正しい使い方や自然乾燥がNGな理由を解説


この記事では、ドライヤーで抜け毛が多い原因を解説します。

ドライヤー後の抜け毛を見て不安を感じる人は少なくありません。ドライヤーの正しい使用方法を理解し、日々のスタイリングに役立てることで、健康な髪の状態を保てます。

この記事では、ドライヤーで抜け毛が生じる原因やドライヤーで髪の毛が抜ける本数の目安を解説します。抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方も紹介するので、ドライヤーをかけたときの抜け毛が気になる人はぜひ最後までご覧ください。



【この記事でわかること】
● 「ドライヤーで髪の毛が大量に抜ける」は本当か
● ドライヤーで抜け毛が生じる原因
● ドライヤーで髪の毛が抜ける本数の目安
● 抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方
● ドライヤーを使用せず自然乾燥なら抜け毛は防げるのか





「ドライヤーで髪の毛が大量に抜ける」は本当?


ドライヤーの使用が、髪の毛が大量に抜ける直接的な原因となるわけではありません。
日常的に数本の髪が抜けるのは健康な髪の成長サイクルの一部であり、自然な現象です。

ドライヤーの使用が、抜け毛に直接関係するわけではありません。ただし、高温で長時間使用するなどの間違った方法では、髪にダメージを与えて抜け毛を促進するおそれがあります。





ドライヤーで抜け毛が生じる原因


ここでは、ドライヤー使用時に抜け毛が生じる原因を解説します。

● 通常の抜け毛がドライヤーの使用時に目立っている
● 熱によってダメージが生じている
● 乾かし過ぎによって乾燥が生じている

上記3点を順番に見ていきましょう。

通常の抜け毛がドライヤーの使用時に目立っている

洗髪やブラッシングの際に既に抜けかけている髪の毛が、ドライヤーの使用によって動かされ、抜け落ちるケースがあります。

ドライヤーが髪の毛に直接影響するわけではなく、既に緩んでいた髪の毛が目に見える形で抜け落ちた結果、抜け毛が多く見られる現象です。

ドライヤーの使用時に抜け毛が目立つ場合に重要なのは、抜け毛の量が自然な範囲内であるかどうかを確認することです。ドライヤー時の抜け毛が以前よりも著しく多くなった場合は、健康上の問題や頭皮の状態の変化を示しているおそれがあるため、注意が必要です。

熱によってダメージが生じている

ドライヤーの熱は、髪や頭皮にダメージを与える要因の1つです。高温で髪を乾燥させると、髪の水分が過度に失われて髪が乾燥し、細く切れやすい髪になるおそれがあります。髪が乾燥して弾力を失うと、日常のブラッシングやスタイリング中に抜けやすくなります。

ドライヤーを長時間、髪や頭皮に近い距離で使用すると、熱が直接髪のキューティクルに影響を及ぼしダメージを与えるので注意しましょう。キューティクルが損傷を受けると、髪は外部からのダメージに対して脆弱になり、さらには髪の内部が空洞化するおそれがあります。

また、熱によるダメージは頭皮を乾燥させ、炎症やかゆみ、フケなどの頭皮トラブルの原因になるケースがあります。ドライヤーを使用する際には、設定温度に注意し、特に高温設定や長時間の使用を避けることが重要です。

また、ドライヤーを髪から適切な距離に保ち、均等に髪全体に熱を行き渡らせることも、熱によるダメージを防ぐ上で効果的です。

乾かし過ぎによって乾燥が生じている

ドライヤーで、髪を乾かし過ぎることは乾燥を引き起こす原因の1つです。髪の健康を保つために必要な水分が、髪を乾かし過ぎると失われてしまいます。

ドライヤーで髪を完全に乾燥させると、髪の内部の水分が蒸発して弾力性を失い、まとまりにくくパサつきます。

さらに、髪を乾かし過ぎると、頭皮が乾燥してかゆみやフケの原因になります。

ドライヤーを使用する際には、髪を適度に乾かすことが重要です。5~10分ドライヤーを使用したら、使用を止めたり冷風を使ったりして、髪に自然な水分を残すことが効果的です。

必要に応じて、オイルで保湿するのもよいでしょう。





ドライヤーで髪の毛が抜ける本数の目安


一般的に、健康な成人は1日に50~100本程度の髪の毛が自然に抜けるとされています。髪の自然な成長サイクルの一部であるため、ドライヤー使用時にこの範囲内での抜け毛であれば問題ありません。

ただし、ドライヤー使用時に100本よりも多く髪が抜ける場合や、抜け毛が日々増加している場合は、脱毛症など他の原因の可能性があります。髪のケア方法を見直したり必要に応じて医師に相談したりすることがおすすめです。

また、ドライヤーの使用時は、髪を乾かす際の温度設定や風の強さを調節し、髪をやさしく扱うことが重要です。





ドライヤーの使用時による抜け毛のチェックポイント


ドライヤー使用時に見られる抜け毛について、以下3つのチェックポイントがあります。

● 抜け毛の本数
● 抜け毛の太さ
● 抜け毛の毛根の形

抜け毛が通常の範囲なのか、それとも何らかの問題があるのかを判断しましょう。

抜け毛の本数

先述の通り、1日に50~100本程度の髪の毛が抜けるのは正常です。この範囲内での抜け毛は健康な髪の成長サイクルの一部であり、心配する必要はありません。

しかし、100本を超える抜け毛がある場合、過度なストレスや髪のダメージの兆候であるおそれがあります。特に、洗髪後のドライヤー使用時に抜ける髪の本数が目立って増加した場合は、使用しているドライヤーの温度設定や髪の乾かし方の見直しが必要です。

ドライヤーの使用による過剰な熱が原因で髪が弱くなり、抜けやすくなることもあります。そのため、温度を調節して適切な距離を保ちながらドライヤーを使用することで、抜け毛のリスクを軽減できます。

抜け毛の太さ

ドライヤー使用時に抜けた髪の太さをチェックしてみましょう。

抜け毛の太さが以前よりも細い場合や先端が細い場合、柔らかいなどの異常がある場合は、髪が必要な栄養を得られていないおそれや何らかの形でダメージを受けているおそれがあります。

髪の毛が細くなる原因には、過度なスタイリングや化学的なダメージ、栄養不足やストレスなどが考えられます。特に、ドライヤーの熱によるダメージで髪の毛が細く・弱くなる場合があり、抜ける際に細く見えることがあります。

抜け毛の太さに異常が見られる場合は、できるだけ温度の低い設定でドライヤーを使用し、髪を保湿することが、健康を保つために効果的です。また、栄養バランスの取れた食事や十分な休息を確保することも重要です。

抜け毛の毛根の形

ドライヤーによる抜け毛が異常かどうか確認するためには、毛根の形状を観察することも重要です。抜け毛の毛根部分は、髪の毛の成長サイクルや頭皮の健康状態に関する大切な手がかりになります。

健康な髪の毛が自然に抜ける場合、毛根部分には小さく白い球体が見られることがあります。これは、髪の毛が自然な成長サイクルの終わりに抜けたことを示します。

しかし、抜け毛の毛根が異常に大きい場合や毛根部分が見当たらない場合は、頭皮の状態や髪の健康に何らかの問題が発生しているおそれがあるでしょう。

例えば、毛根が大きい場合は髪の毛が成長サイクルの途中で抜けているおそれを示唆しており、栄養不足やストレス、頭皮の問題などが原因だといえます。

ドライヤー使用による熱の影響で、毛根がダメージを受けている場合もあります。過度の熱が髪の毛の構造に影響を及ぼし、通常よりも早く髪の毛が抜けている状態です。





抜け毛を防ぐドライヤーの正しい使い方4選


ここでは、抜け毛を防ぐための正しいドライヤーの使い方を紹介します。

● シャンプーの前にブラッシングする
● タオルドライで髪の水分を適度に吸収する
  ● 20cm程度離して乾かす
● ある程度乾いたら冷風に切り替える

上の4つのポイントを順番に見ていきましょう。

シャンプーの前にブラッシングする

シャンプーをする前に髪をブラッシングすることで、抜け毛を減らせます。ブラッシングによって髪に絡まったほこりや汚れ、余分な皮脂を取り除けるため、洗髪時の髪に対する負担を軽減する効果があります。

ブラッシングを行う際は、毛先から始めて徐々に根元へと移動していくことが大切です。髪のもつれをやさしく解消し、髪を引っ張ることなく滑らかな流れにできます。特に長い髪の場合は、丁寧にブラッシングをすると洗髪時の髪の絡まりを防げます。

タオルドライで髪の水分を適度に吸収する

シャンプー後はできるだけドライヤーの使用時間を短くするために、タオルドライをしましょう。

タオルドライをする際に髪を強く擦ると、髪のキューティクルが損傷して抜け毛やダメージの原因になるおそれがあります。そのため、タオルで髪を押さえつけるように水分を吸収させるのが理想です。
特に髪の毛先は痛みやすく、タオルドライが枝毛や切れ毛の原因になる場合があるため、丁寧に扱いましょう。

20cm程度離して乾かす

ドライヤーを使う際には、髪から20cm程度の距離を保つことが重要です。

ドライヤーを髪に近づけ過ぎると、熱がドライヤーを当てている場所に集中して髪の水分が過剰に奪われ、ダメージや抜け毛の原因になるおそれがあります。適切な距離を保つことで、髪全体に熱が均等に行き渡り、髪の健康を維持しながら乾かせます。

また、ドライヤーを動かしながら使用することも大切です。できるだけ髪の一部に熱が集中しないようにドライヤーを動かすことで、熱によるダメージを防げます。

ある程度乾いたら冷風に切り替える

髪をドライヤーで乾かす際には、髪がある程度乾いたら冷風に切り替えると、髪のダメージを最小限に抑えられます。

さらに、冷風に切り替えることで、髪の水分が蒸発して開いたキューティクルが閉じ、髪の内部の水分が保たれてツヤのある髪の毛に仕上がります。





ドライヤーを使用せず自然乾燥なら抜け毛は防げるのか


自然乾燥ではドライヤーを使用しないものの、抜け毛を防げるわけではないのでおすすめできません。

自然乾燥にはドライヤーの使用に伴う熱のダメージがないため、一見髪へのダメージがないように見えますが、以下のようなデメリットがあります。

● 頭皮が冷えて血行不良につながる
● 雑菌が繁殖する原因になる
● キューティクルが開きっぱなしになる

ここでは、自然乾燥で髪を乾かしたときに起きる上記3つのデメリットを解説します。

頭皮が冷えて血行不良につながる

自然乾燥の場合、髪が長い人や毛量が多い人は頭皮が長時間湿った状態になります。これにより頭皮が冷えると血行不良を引き起こすリスクがあるため、注意が必要です。

頭皮の血行が悪くなると、毛根に十分な栄養と酸素が供給されなくなります。髪の毛は、成長するために頭皮からの適切な栄養と酸素を血液で運んでいます。頭皮の血行が悪くなると、成長に必要な栄養が行き届かなくなり、抜け毛の原因になるでしょう。

また、頭皮の冷えは頭皮の健康状態にも悪影響を及ぼすでしょう。頭皮の健康が損なわれると、フケの増加や頭皮のかゆみなどの症状が起こる場合があります。

自然乾燥をする場合は、温かい室内で髪を乾かすか、髪を軽く拭いてから自然乾燥させると、頭皮の冷えと血行不良を避けられます。

雑菌が繁殖する原因になる

自然乾燥では、湿った頭皮環境が雑菌の繁殖を促進するおそれがあります。
長時間髪が湿っていると、頭皮上の湿度が高くなりさまざまな微生物が繁殖しやすくなります。

頭皮に存在する細菌や真菌が過剰に増えると、頭皮のフケやかゆみ、不快な臭いなど頭皮の健康に悪影響を及ぼす場合があるため、注意が必要です。

キューティクルが開きっぱなしになる

自然乾燥を行った場合、髪のキューティクルは開いたままです。

髪を洗う際は、温水によって髪のキューティクルが開きます。キューティクルが開いた髪は、水分と栄養素を保持できなくなり、外部からのダメージに弱い状態です。この際に、ドライヤーで温風と冷風を適切に使い分けると、キューティクルが閉じるため髪を保護できます。

しかし、自然乾燥の場合、キューティクルが開いた状態が長く続きます。髪が乾燥しやすく絡みやすくなるほか、キューティクルが閉じないため髪の内部の水分が失われやすくなり、髪がパサついたり光沢を失ったりする場合があるでしょう。

髪を自然乾燥させる場合は、髪のキューティクルが開いたままにならないように、低温のドライヤーを使用してキューティクルを閉じたり、保湿と栄養を与えるヘアケア製品を使用したりすることがおすすめです。





ドライヤーによる抜け毛が気になるときは育毛剤の使用がおすすめ


ドライヤーの使用に伴う抜け毛が気になる場合、育毛剤の使用がおすすめです。育毛剤は、頭皮の状態を改善して髪の成長を促進する成分を含んでいます。

育毛剤で頭皮を保湿することで、ドライヤーによる熱やその他の外的要因から髪を守り、髪の健康を維持することに役立つでしょう。

育毛剤は、マッサージしながら使用することで頭皮の血行を促進します。また、頭皮の乾燥を防ぎ、適切な水分バランスを保つことで、髪が健康的に成長するための土台を整えます。

快適生活では、スーパーやドラックストアにないさまざまな種類の育毛剤を販売しているので、価格や成分、使い心地から自分に合った製品を選べます。

さらに、定期購入することで買い忘れを予防し、1回あたり割安価格で購入できるので、育毛剤で薄毛対策を行いたい人に適しています。



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ドライヤーによる抜け毛に関してよくある質問


ドライヤーによる抜け毛に関して、3つのよくある質問にお答えします。

● 朝のスタイリング時にドライヤーはしないほうがよい?
● ドライヤー使用時の抜け毛が15本・20本・30本は正常?
● 育毛剤はドライヤーの前後どちらで使用すべき?

それぞれ解説します。

朝のスタイリング時にドライヤーはしないほうがよい?

朝のスタイリング時にドライヤーを使用しても問題ありません。

しかし、ドライヤーを使う場合は低温または中温の設定で、髪から適切な距離を保ちましょう。頭皮の乾燥が気になる場合は、育毛剤を利用してからドライヤーを使用するとよいでしょう。

ドライヤー使用時の抜け毛が15本・20本・30本は正常?

15本や20本、30本程度の抜け毛は一般的に正常の範囲内です。

健康な成人は1日に50本~100本程度の髪が自然に抜けるのが普通です。ただし、抜け毛が急激に増えたり他の髪のトラブルが伴ったりしている場合は、医師に相談しましょう。

育毛剤はドライヤーの前後どちらで使用すべき?

育毛剤は通常、髪と頭皮が清潔で湿っているドライヤー前に塗布するのが最適です。清潔な頭皮に育毛剤を塗布することで、有効成分が頭皮により浸透しやすくなります。

また、ドライヤーの熱が頭皮を乾燥させないためにも、ドライヤーの使用前に育毛剤を塗ることが望ましいといえます。
育毛剤とドライヤーを使う順番については以下の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてください。



【あわせて読みたい】
育毛剤とドライヤーを使う順番は?正しい手順やドライヤーの使い方も紹介





ドライヤーを正しく使用して異常な抜け毛を防止しよう


ドライヤー使用時の抜け毛は、1日に50~100本程度であれば正常な範囲内です。自然に抜ける髪の毛がドライヤーの風によって目立つことが、ドライヤーの際の抜け毛が多いと感じる原因です。

ドライヤーの熱や不適切な使用方法が髪にダメージを与える場合がありますが、適切な使い方をすれば、髪の健康を保ちながら効果的に乾かせます。ドライヤーの適切な使用以外で抜け毛や薄毛対策をしたい場合は、育毛剤の使用がおすすめです。

快適生活では、市販されていないさまざまな種類の育毛剤を取り扱っているほか、定期購入制度も利用できます。買い忘れの予防や通常価格より割安での購入が可能なため、ぜひご利用を検討してみてください。



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監修者:石上 ゆき(いしがみ ゆき)

薬事法管理者、コスメコンシェルジュの資格を保有。SEO会社にてリスティング1年、SEOサイトの作成を3年間行う。LP作成やサイト設計を含めた立ち上げから記事執筆、ディレクション、校正などSEOサイト作成が得意。その他、コスメコンシェルジュや薬事法管理者の資格を生かした記事チェックやリライトも可能。



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