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カニ通販の失敗・トラブル事例14選！
失敗しないためのポイントも解説

多くの人に食されている人気の「カニ」は、通販で購入する際に何らかの原因で失敗した人も少なくありません。

ここでは、カニの通販でよくある失敗例や業者や配達員によるトラブル事例などについて詳しく解説していきます。

この記事を最後まで読んでいただけたら、カニを購入する際の通販で失敗・後悔しないためのポイントや対策が分かります。

安心して通販を利用したい人は、ぜひ参考にしてください。

【この記事でわかること】
● カニ通販でよくある失敗例5選
● カニ通販での業者や配達員によるトラブル事例9選
● カニ通販で失敗・後悔しないためのポイント
● カニ通販で失敗したくない人は快適生活がおすすめ

カニ通販でよくある失敗例5選

通販でカニを購入する際は、通販サイトに記載されている内容をしっかり把握しておくことが大切です。表記内容の見落としは、購入後に様々な失敗を招く原因となります。

カニの通販において、一般的によくある失敗例は以下の通りです。

● 重量選びで失敗してしまった
● 本数選びで失敗してしまった
● 解凍方法で失敗してしまった
● サイズ選びで失敗してしまった
● 加工地チェックで失敗してしまった

順番に解説していきます。

重量選びで失敗してしまった

見かけ上の重量で判断してしまうと、「失敗した」と感じやすくなります。そのため、以下の点に注意しましょう。

● グレース（氷の膜）を含む表示になっている
● ボイル前の「活蟹」の状態での重量を表示している

冷凍のカニは、表面の冷凍焼けやカニの旨味が逃げるのを防ぐためにグレースを張ります。
このグレースを分厚くして重量を上乗せする業者もいるので、冷凍前の重量を記載している通販会社を選ぶと安心です。

また、カニはボイルすると重さが2?3割程度減少するとされています。毛ガニではおよそ10?15％、タラバガニでおよそ20?30％程度、重量の減少が見込まれます。

ボイル前の重量とグレースを含んだ重量を表示している場合、当初の表示から5割以上少ないカニが届くケースも少なくありません。

購入前に、カニの重量の表記内容はしっかりと確認しましょう。

本数選びで失敗してしまった

お得にカニを購入しようとして、本数の多い通販会社を選んでしまう人は少なくありません。しかし、同じ重量でも本数が多ければ、1本あたりの大きさは小さくなります。

そのため、「届いたカニを解凍してみたら思っていた以上に小さく、食べ応えがなかった」というケースがあります。

本数のお得感で決めてしまわず、本数が少なくても1本1本食べ応えのあるカニを選んだ方が満足しやすいでしょう。

また、カニを選ぶ際は「重量」ではなく、「入数」を参考にして決めるのがおすすめです。
入数が多いほど、殻の量が多く、実際に食べられる量が少なくなってしまいます。

本来であれば売れないサイズであるカニを、「足し脚」や「差し脚」として重量をかさ上げする業者にも注意してください。

解凍方法で失敗してしまった

高価なカニを購入しても、解凍方法で失敗してしまうと、おいしく食べられない場合があります。解凍方法で注意したい失敗例は、主に以下の通りです。

● 生のカニの解凍に時間をかけすぎると、カニが少しずつ黒くなってしまう（黒変）
● 家庭用冷凍庫で保存していたら劣化してしまう
● 冷蔵庫で半日から1日かけて自然解凍したのに大量のドリップが出てしまう

黒変はたんぱく質の酸化が原因です。品質自体に問題はありませんが、見た目が悪くなってしまいます。

流水で1時間以内に解凍し、解凍後は少しずつ黒くなっていくので、できるだけ早く食べるようにしましょう。

また、カニの再冷凍は品質が低下するのでおすすめできません。どうしても食べきれない場合、生のままではなく火を通してから再冷凍してください。

本来、急速冷凍されたカニは、業務用冷凍庫でも2?3年が賞味期限とされています。購入後に、家庭用の冷凍庫に入れたままの状態にするのも、品質の劣化につながるので避けた方が良いでしょう。

また、大量のドリップが起こる原因には、売れ残ったカニの再凍結を繰り返しているケースや、グレースを分厚くしているケースがあります。適切な方法で解凍しても、大量のドリップと共に、カニの旨味が流れ出てしまいます。

相場よりも安すぎる通販会社では、品質の良くないカニを販売している可能性があるので、選ばないようにしましょう。

サイズ選びで失敗してしまった

日本では、カニの公式なサイズ規格の規定が定められていません。そのため、カニのサイズは通販会社に任されており、通販会社によってサイズ規格が異なる場合があります。

例えば、300gのカニを5Lと表記しても、違法にはなりません。そこで、サイズ表記だけで選ばず、重量表記も確認しておくと安心して購入できます。

また、海外産の輸入ガニのサイズ規格を取り入れている通販会社を選ぶと良いでしょう。
輸入ガニのサイズ規格一覧は、以下の通りです。

	タラバガニ	毛ガニ
S	100g以下	205g
M	101g～150g	400g
L	151g～200g	600g
2L	201g～250g	-
3L	251g～300g	-
4L	301g～350g	-
5L	351g～400g	-

4L以下の姿ガニでは、殻が多くて身の部分が少ないため、食べ応えを重視するなら4Lもしくは5Lがおすすめです。

良心的な通販会社であれば、規格表を参考にして販売しているので、通販会社選びの目安にしてください。

加工地チェックで失敗してしまった

カニを購入する際に、原産地を気にする人は少なくありませんが、加工地も確認しておくことが重要です。

通販会社によっては、ロシア産やカナダ産のカニを韓国で加工し、日本に輸入して販売している場合があります。

しかし、韓国での加工はカニの味付けが雑な業者が多く、「カニの品質自体に問題はないのに、塩味が濃すぎてカニのうま味や甘みを味わえない」というケースもあり得ます。

返品交換に対応してもらえなければ、泣き寝入りするほかありません。原産国だけでなく加工地を確認し、購入者の口コミもチェックしておくと安心です。

カニ通販での業者や配達員によるトラブル事例9選

カニを販売している業者の中には、品質の良くないカニを販売する悪質な業者も含まれています。

また、配達途中のトラブルは品質を下げる可能性があるため、安心して任せられる業者であるかしっかり確認しましょう。

カニの通販において、業者や配達員によるトラブル事例は以下の通りです。

● カニの質が悪かった
● 重量をごまかされた
● 小さいカニでカサ増しされた
● 身がスカスカだった
● カニがパサパサで味がしなかった
● カニが届かなかった
● 届いたカニの脚が折れていた
● カニの種類や個数が異なっていた
● カニのパック内に異物が入っていた

上記9つのトラブル事例について紹介していくので、通販会社選びにお役立てください。

カニの質が悪かった

インターネットでカニを購入後、「旨味がない」「身がスカスカしている」など、自宅に届いたカニの質が悪いケースがあります。

特別な日のためにカニを用意したにもかかわらず、後悔した人は少なくありません。

カニの質を見分けるには、サイトの商品レビューをチェックしましょう。実際に購入した方のリアルな声を確認できるので、購入しても問題はないか、判断するのに役立ちます。

重量をごまかされた

通販でカニを購入した人の中には、「表記されていた重量よりも、実際のカニの量が少なかった」という人がいます。

表記と実際の重量の差が起こる主な原因は、計量したタイミングの違いです。

ボイル前の活蟹の重量を表記している場合、茹で上げによっておよそ15?30％ほど重量が減少します。

ボイル後の重量を記載している通販会社なら、表記の重量と実際の重量に差が生じにくく安心です。

小さいカニでカサ増しされた

カニはサイズが大きいほど値段が高い傾向にありますが、実は殻自体の重さはサイズが変わってもほとんど同じです。

そのため、小さなカニをたくさん入れた方が業者はコストを抑えやすくなります。カニを購入する際は、以下の点を確認しておきましょう。

● 何杯のカニが入っているのか
● カニのサイズはどのくらいか

同じ重量でも、できるだけ大ぶりなサイズのカニが入っている通販会社がおすすめです。

身がスカスカだった

カニは脱皮を繰り返しており、脱皮直前のカニは殻の内側に新しい殻ができています。

また、脱皮直後のカニは見た目は大きいのに持つと軽いのが特徴です。一方で、長期間脱皮をしていない良質なカニは「堅蟹」と呼ばれ、殻がとても堅く、身が詰まっています。

プロであれば脱皮直前・直後のカニを簡単に見分けられ、カニの選別作業では真っ先に振り落とします。

しかし、品質管理がしっかりしていない通販会社も少なくありません。脱皮直前・直後のカニを見分けられなくなるほど長時間労働を強いていたり、スキルのない社員を雇っていたりします。

悪徳な通販会社ではないか見極めるためには、通販会社のサイトや商品レビューをチェックしましょう。

カニがパサパサで味がしなかった

カニがパサパサとしている原因は、主に以下の3つです。

● 通常の冷凍庫でゆっくり冷凍されて必要な水分が飛んでしまった
● 管理が悪くてカニの身が乾燥してしまった
● 冷凍焼けを起こしてしまった

特に、商品管理をしっかりと実施していない業者では、冷凍庫内の温度が上がりすぎたり、湿度の高い場所に長時間放置したりしている場合があります。

また、冷凍されたカニが溶けると、水分と共に旨味が流れ出てしまうので、「味がしない」と感じる原因です。

もしも商品レビューで「パサパサしていて味がしない」といった声が多い場合、品質の管理体制に問題がある可能性もゼロではないので、購入を控えた方が良いでしょう。

カニが届かなかった

配送業者のミスによって、「そもそもカニが届かなかった」というトラブルが起こる場合があるようです。

また、カニ自体は届いたものの、以下のようなトラブルが生じるケースもあります。

● 配達指定日時が守られなかったため、箱の中でカニが解凍されてしまった
● 宅配時刻に荷物を受け取れず、宅配業者の会社でカニが解凍されて保存されていた

品質管理を怠っていたり、質の悪いカニを取り扱っていたりする通販会社では、悪質な配達業者を利用しているケースも少なくありません。

しかし、一般的な通販会社であれば、配達業者によるミスが起こる可能性は低いでしょう。

配達業者とのトラブルを避けるためにも、良質なカニを販売している通販会社がおすすめです。

届いたカニの脚が折れていた

カニの脚は折れやすいので、配送の途中で折れてしまう場合があります。ただし、7割以上折れていた場合は、配送途中で以下のようなトラブルが生じた可能性が高いといえます。

● 陳列箱を崩してしまった
● 箱を落としてしまった
● 配送車が事故に遭った

上記のようなケースでは、折れたカニの脚の写真を添えて配送業者に連絡しましょう。

カニの種類や個数が異なっていた

注文したカニの種類や個数が異なっていた場合、通販会社のミスが原因です。

通販会社に連絡すれば、商品の交換や不足分の追加発送に対応してもらえます。カニ商品の入れ間違いや、数量の間違いを伝えましょう。

カニのパック内に異物が入っていた

購入したカニのパックに、髪や虫といった異物が入っている場合があります。
異物が混入する原因は、主に以下の通りです。

● 空調管理が不十分で、ドアや窓を開けっ放しにしたまま作業している
● 衛生管理のための作業帽を装着せずに作業していた

もしも異物が混入していたら、写真を撮影して通販会社に返金や商品交換を連絡しましょう。

カニ通販で失敗・後悔しないためのポイント

カニ通販を利用する際はポイントを押さえることで、品質の良くないカニを購入してしまうリスクを減らせます。

カニ通販で失敗・後悔しないためのポイントは、主に以下の通りです。

● 訳ありかどうかを事前確認する
● 産地をしっかり確認する
● 値段が安すぎる商品はなるべく避ける

上記3つのポイントについて紹介していくので、気になる通販会社を比較してみましょう。

訳ありかどうかを事前確認する

訳ありのカニとは、一般的に脚の折れや殻のヒビ、色ムラなどが要因となって正規品で売れなくなってしまったものです。

訳ありのカニを購入する際は、以下のような注意点を押さえましょう。

● 「タラバガニ」と称して「アブラガニ」を販売している
● 脚の折れや殻のヒビは殻が身の中に入っている可能性がある

状態の良いアブラガニは美味しいですが、傷みやすいため通販で販売するには不向きです。

しかし、農林水産省が指導を入れたことにより、近年ではタラバガニの名称でアブラガニを販売するケースはほとんどありません。

また、脚の折れや殻のヒビによって、殻が身の中に入ってしまうと、食感がジャリジャリし、口の中を切ってしまう場合もあります。

子供と一緒に食べるなら、訳ありのカニよりも正規のカニがおすすめです。

産地をしっかり確認する

おいしくカニを食べたい場合は、産地をしっかり確認しましょう。ズワイガニは国内外共に、水揚げされる地域が広く、一部の地域のズワイガニはブランド化されています。

産地	ブランド名
山陰地方	●松葉ガニ（オス）
兵庫県北部・津居山港	●津居山ガニ（オス） ●セコガニ（メス）
福井県の越前港や三国港	●越前ガニ（オス） ●セコガニ（メス）
石川県橋立漁港や金沢港	●加能ガニ（オス） ●香箱蟹（メス）
兵庫県香住漁港	●香住ガニ

一方、タラバガニの国内の産地は北海道のみで、他の産地は外国となっています。

国内産のタラバガニは水揚げ量が非常に少ないため、海外産のタラバガニに比べて価格が非常に高いといえます。

国外におけるタラバガニの主な産地は、ロシア、アラスカ、ノルウェーであり、それぞれの特徴をチェックしていきましょう。

産地	特徴
ロシア産（オホーツク海）	●春から夏がピーク ●時期を外すと小ぶりになって味が落ちやすい
アラスカ産（ベーリング海峡）	●旬の時期しか漁が行われない ●安価で質が高い
ノルウェー産（ロシアとの間の海峡）	●漁獲規制があるので希少性が上がっている ●高級感のある旨みが特徴

さらに、毛ガニの主な産地は北海道ではあるものの、日本海側では島根まで、太平洋側は茨城まで漁獲可能です。一年中安定して水揚げされ、旬は地域によって異なります。

時期に合わせて、毛ガニが旬となっている産地を選ぶことがおすすめです。

値段が安すぎる商品はなるべく避ける

コストを抑えるために、正規価格では販売できないような低品質のカニを販売している業者がいます。

そのため、相場に比べて値段が安すぎるカニは、味や重量といった品質に問題点がある可能性が高いでしょう。

うま味や食べ応えのあるカニを楽しみたい人は、値段が相場から大きく外れていないか確認し、安すぎる商品は避けた方が良いでしょう。

カニ通販で失敗したくない人は快適生活がおすすめ

「カニ通販で失敗したくない」「おいしくて食べ応えのあるカニを楽しみたい」という人には、快適生活がおすすめです。

快適生活では、ボリュームたっぷりのタラバガニやズワイガニ、毛ガニを販売しています。

特にタラバガニ・ズワイガニはボイル済みタイプ・生タイプの2種類を用意しており、お好みに合わせて好きなタイプを選べるのが魅力的です。

カニの殻を向くのが苦手な人向けに剥き身タイプも販売しているので、子供やお年寄りまで、幅広い年齢層におすすめといえます。

また、取り扱っているカニは身入り8割以上で、食べ応えも抜群です。

総重量以外にグレースを含まない正味重量を記載しているため、「届いたカニを解凍したら小さくなってしまった」という心配も少なく済みます。

「カニ通販で失敗したくない」という人は、ぜひ一度快適生活をご利用ください。

快適生活でカニを購入する

カニ通販の失敗事例と対策を事前に把握しておこう

通販でカニを購入する際は、あらかじめ失敗事例と対策を把握しておくことでトラブルなく進められます。

通販でのカニの購入に失敗しないためには、重量や本数、サイズなどをしっかり確認し、適切な解凍方法に注意しましょう。

また、カニの通販会社の中には、品質の良くないカニを販売している悪徳な業者も一定数存在します。したがって、公式サイトの口コミや商品レビューから、安心して利用できる通販会社なのか確認することが大切です。

業者や配達員のミスによってトラブルが生じた際は、届いたカニの状態を写真撮影し、返金や商品の交換、不足分の発注などに対応してもらいましょう。

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