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ムカデが発生する原因とは?駆除方法や侵入を防止する対策も詳しく解説

本記事では、ムカデが発生する原因や駆除方法などを詳しく紹介していきます。

マンションやアパートにお住まいの方はあまり見かけない害虫ではありますが、一戸建てにお住まいの方からしてみれば厄介な害虫の一種として挙げられます。

非常に攻撃性が高いムカデは毒を持っており、万が一噛まれてしまった場合傷口から毒が侵入して炎症などを引き起こす可能性が高いです。

そもそもムカデが発生してしまう原因はどこにあるのでしょうか。本記事を参考に、原因などを知って冷静に対処してください。

【この記事でわかること】

・そもそもムカデってどんな虫?
・ムカデが発生する原因2つ
・ムカデの駆除方法4選
・ムカデの侵入を防止する対策4選
・ムカデによる被害例3つ
・ムカデや害虫の駆除剤なら快適生活
・ムカデの発生原因に関するよくある質問





そもそもムカデってどんな虫?


ここでは、ムカデについて以下のポイントごとに紹介していきます。

・ムカデの種類
・ムカデの発生時期
・ムカデの生息場所
・ムカデの主な餌
・ムカデと似ている虫

それぞれチェックしていきましょう。

ムカデの種類

ムカデは国内外にもさまざまな種類が存在しており、現状分かっているだけでも約3,000種ものムカデが確認されています。

その中でも国内にはおよそ140種が確認されており、害虫として嫌われています。
日本国内に生息しているムカデの種類は、以下の通りです。

・トビズムカデ(オオムカデ)
・セスジアカムカデ
・アカズムカデ
・アオズムカデ
・タイワンオオムカデ
・ヤンバルオオムカデ

当然各ムカデの特徴は大きく異なり、生息地も異なります。

全国的によく見かけるのは「セスジアカムカデ」で、体長が約4~7cm程で頭や胴体部分が赤褐色なのが特徴です。

他にも沖縄限定で生息しているムカデや、東北以南にあたりを中心に生息しているムカデなどさまざまです。

ムカデの発生時期

ムカデは比較的暖かいところを好む習性があるので、5~6月にかけて多く発生します。

この時期は産卵期で、産卵期を終えると8月まではあまり活発にはなりません。

ですが9~10月は孵ったばかりの小さいムカデが大きく成長し出す時期に入るので、より活発になりやすい傾向にあります。

基本的に15~18度以上が活発になりやすいので、要注意です。

ムカデの生息場所

先ほども紹介しましたが、ムカデは暖かいところを好みます。

温度が15~18度以上で、なおかつ湿度が高くて暗い場所によく生息しています。

ほとんどのムカデがこの条件下で生息しており、日中は大人しくしているものの夜にかけて餌を求めて家屋に侵入することが多いです。

・土の中
・落ち葉の下
・濡れて朽ちた木の中
・石垣の隙間など

上記がよくムカデを見かける場所です。

ムカデの主な餌

ムカデは捕食者でもあるので、ゴキブリやクモなどといった小さな昆虫を餌にしています。動くものを餌と認識するので、コオロギやミミズなども好んで食します。

昆虫を中心に餌としていますが、実は甘いものも大好物です。

建物周辺に糖分を含んだ飲み物などをこぼしてそのままにしていると、ムカデがやってくることも珍しくありません。

ムカデと似ている虫

ムカデではないものの、非常に酷似している虫が存在しています。

ムカデと似ている虫は、大きく分けて以下2種類が挙げられます。

・ゲジ
・ヤスデ

もちろんムカデと同じ多足類で、ゲジの場合体長は約4cmに対してヤスデは約1.5~2.5cmです。

ゲジはムカデに比べてそこまで攻撃性はなく、噛まれて毒が体内に侵入したとしてもほとんど影響はありません。

ヤスデもゲジと同じで攻撃性はないのですが、刺激を与えると悪臭を放ち粘液が肌に付着するとヒリヒリとした痛みを伴います。

どちらもムカデより移動速度が速く、1匹見つかると周辺に数匹見つかることが多いです。





ムカデが発生する原因2つ


ここからは、ムカデが発生する主な原因を2つ紹介していきます。

・餌となる害虫がいる
・湿気が発生している

それぞれチェックしていきましょう。

餌となる害虫がいる

家屋に侵入する害虫は、ムカデだけではありません。

ゴキブリやクモなどの害虫も侵入するため、ムカデも餌を求めて隙間から侵入してくるのです。

家屋は餌となる害虫が多く存在している場所という認識を持っており、手入れが行き届いていない庭などを放置している時間が長いほどムカデが繁殖しやすい環境ということは覚えておきましょう。

湿気が発生している

温度が高く暗い場所で、なおかつ湿気が多い場所を好むため、湿気が多い5~6月にかけて多く発生します。

その時期は丁度15~18度以上になりやすいことから、ムカデが活発になるので要注意です。





ムカデの駆除方法4選


ムカデ被害に悩まされ自宅周辺などで見かけた場合は、以下3つの駆除方法を実践してみてください。

・熱湯をかける
・殺虫剤を使用する
・忌避剤を使用する

万が一見失ってしまった場合にどうしたら良いのかも紹介しているので、併せてチェックしましょう。

熱湯をかける

駆除剤を常備していない場合は、熱湯を用意しましょう。

胴体が切断されてもしばらくの間生きていられるむかでは、非常に生命力が高いです。そのため、熱湯の温度は50度以上がおすすめです。

ただかけただけではなかなか死なないため、かけて弱らせた後にムカデを50度の熱湯に入れましょう。

この時素手で触ってしまうと噛まれてしまう可能性があるため、必ずトングや菜箸などの長物で入れるようにしてください。

熱湯を使った駆除方法は割とメジャーなので、非常におすすめです。

殺虫剤を使用する

すぐに用意できるのであれば、殺虫剤もおすすめです。

ムカデ用の殺虫剤は多く販売されており、手軽に入手可能なものばかりです。

ムカデ用ではなくゴキブリなどの害虫用でも代用可能ではあるので、ご家庭に1本用意しておくのもおすすめです。

忌避剤を使用する

ムカデを駆除する以前に、そもそも寄せ付けないようにすることも可能です。

快適生活では、ムカデはもちろんその他害虫の餌となる駆除剤や忌避材を多く取り扱っています。

ムカデ駆除におすすめなのは「ムカでんでん」という商品で、天然成分のヒノキやハーブの力で家屋への侵入を防ぐ効果が期待できます。

「ムカでんでん」は設置型の駆除剤で、住宅付近はもちろん玄関先などに置くだけなので手間がかかりません。

ゲルタイプなので、忌避成分がゆっくりと放出されて最大で約2ヶ月間も効き目が長持ちしてくれます。攻撃性が高く獰猛なムカデの繁殖さえも防いでくれるためおすすめです。

ムカデを見失ったらどのように駆除する?

熱湯や駆除剤を用意している間に、ムカデを見失ってしまうこともよくある話です。

ムカデが近くにいる恐怖で落ち着けないという場合は、水が有効となります。湿気があるところを好むムカデは、水を求めて寄ってきます。

おびき寄せる方法としては、以下の通りです。

1. ゴミ袋などの大きめのビニール袋を切り開いて、ムカデがいたところに敷く
2. 水分を含んだ雑巾などを、敷いたビニール袋の中心に隙間を設けながら数枚重ねて置く
3. ムカデが寄ってきたら駆除剤などを使って駆除する

隙間を設けながら雑巾を数枚重ねる理由としては、ムカデは暗い場所を好みます。湿気がある暗く狭い場所としては条件を満たしているので、非常に効果的です。





ムカデの侵入を防止する対策4選


ムカデが出ても駆除できないという方は多いため、ここではムカデの侵入を防止する対策を4つ紹介していきます。

・部屋を清潔に保つ
・ムカデの侵入経路となる隙間を塞ぐ
・ムカデが嫌いな香りで対策する
・ムカデの餌となる害虫対策も行う

それぞれチェックしていきましょう。

部屋を清潔に保つ

定期的に部屋はもちろん、自宅周辺をキレイにしておきましょう。

庭やベランダに落ち葉や雑草、さらには植木鉢などを放置しているとムカデが寄って来てそのままそこを住処とします。

ムカデだけでなく、ゴキブリなどの害虫も寄ってくる原因となるので部屋を清潔に保つのはとても重要です。

ムカデの侵入経路となる隙間を塞ぐ

ムカデは小さな隙間からでも簡単に家屋に侵入してきます。

・エアコンなどのダクト
・窓のサッシ
・浴室やキッチンの排水口
・畳の隙間
・壁のひび割れ

上記の隙間には、隙間を埋めるテープや目が細かいネットなどを活用しましょう。侵入箇所はさまざまなので、できる限り隙間を作らないことを強くおすすめします。

ムカデが嫌いな香りで対策する

ムカデには嫌いな香りがあり、ヒノキやハッカ、さらにはローズマリーなどのハーブ系を苦手としています。

先ほど紹介した「ムカでんでん」という商品にも含まれており、天然成分のヒノキやハーブの力で家屋への侵入を防ぐ効果が期待できます。

ムカデは触角で臭いなどを把握しているため、ムカデにとって刺激となるハーブ系を使用すれば侵入の防止が可能です。

ムカデの餌となる害虫対策も行う

餌を求めて家屋に侵入することが多いことから、ムカデの餌となる害虫対策もしっかりと行いましょう。

ムカデは捕食者でもあるので、ゴキブリやクモなどといった小さな昆虫を餌にしています。

快適生活では、ムカデはもちろんその他害虫の餌となる駆除剤や忌避材を多く取り扱っています。

「ムカでんでん」をはじめとし、快適生活で取り扱っている害虫駆除剤はどれも商品チェックの基準を高く設けた商品のみを販売しています。





ムカデによる被害例3つ


ムカデは基本的に近寄ったり触ったりしなければ良いと考えている方が多い傾向にありますが、放置していると以下のような被害が起こり得ます。

・不眠や精神的な障害
・ムカデの見た目による生理的嫌悪
・ムカデの咬みつき被害

それぞれチェックしていきましょう。

不眠や精神的な障害

女性を中心に虫嫌いな方も多く、ムカデを見つけたものの駆除ができなかった場合や、過去に噛まれた経験がある場合、精神的な障害が生まれやすい傾向にあります。

噛まれてしまう可能性を考えて恐怖を覚えてしまうため、不眠にもつながります。

寝ている最中に噛まれて痛みで起きてしまったという方も多いため、生活面で被害が出る可能性が高いのです。

ムカデの見た目による生理的嫌悪

ムカデは他の害虫同様、見た目による生理的嫌悪を抱く可能性が非常に高いです。不快感を得やすく、純粋に気持ち悪いという感覚による被害が挙げられます。

大きくて足が多いこと以外にも配色のインパクトも相まって、写真を見ただけでも嫌悪する方も少なくありません。

ムカデの咬みつき被害

ムカデは毒を保有している害虫で、毒には「セロトニン」や「ヒスタミン」という成分が含まれています。

人間だけでなく犬や猫などの動物にも有害で、噛まれた箇所から毒が体内に侵入して激しい痛みを伴うため非常に危険です。

ムカデも種類によって症状は異なるものの、人によってはアナフィラキシーショックが起きる場合も考えられます。

血圧の低下や意識障害など状態によっては命の危険に晒されるため、噛まれた場合は救急車を呼ぶなどして早急な対処が必要になります。





ムカデや害虫の駆除剤なら快適生活


ムカデ用の駆除剤はもちろん、その他の害虫駆除剤もすべて消耗品です。そのため、なくなればその都度購入しなければなりません。

大量の害虫を発見した場合に備えて、複数の害虫駆除剤を購入するならまとめて購入がお得の快適生活がおすすめです。

快適生活は害虫駆除剤を定期購入できる数少ない販売サイトで、高品質かつ低価格な商品をまとめて販売しています。

品質管理を徹底しているため、自信を持って販売できるものを取り扱っています。





ムカデの発生原因に関するよくある質問


最後に、ムカデの発生原因に関するよくある質問を紹介していきます。

・ムカデが発生しやすい家の特徴は?
・犬や猫はムカデに刺されても大丈夫?
・ムカデは殺すと集まるって本当?

それぞれチェックしていきましょう。

ムカデが発生しやすい家の特徴は?

ムカデはとにかく温度と湿度が高く、それでいて暗い場所を好む習性があります。

ムカデだけでなくゴキブリやクモなども同じ条件下で発生しやすいことから、温度と湿度が高い家は要注意です。

特に水回りや床下に多く発生しやすい傾向にあるので、自宅周辺でよくムカデを見かけるという方は本記事で紹介した駆除剤や忌避剤の使用をおすすめします。

犬や猫はムカデに噛まれても大丈夫?

犬や猫も人間と同じで、ムカデに噛まれた際に何かしらの症状が出ます。

噛まれた箇所が痛み出し、しきりに噛まれた箇所を気にするようになります。ぐったりとして食欲も低下し、噛まれた箇所が赤く腫れあがることも少なくありません。

中には毒が回ってよだれを垂らし、嘔吐することもあるので注意しましょう。

過去にムカデに噛まれてなんともなかったという場合、2回目に噛まれるとアナフィラキシーショックを起こす可能性が非常に高いです。

痙攣や呼吸困難を起こし、命にかかわることもあるので外で飼っている家庭は十分に注意してください。

ムカデは殺すと集まるって本当?

「ムカデは殺すと集まる」という噂に関して、実際に科学的根拠はありません。

胴体を切断した際にムカデから体液が出るのですが、そのにおいで他のムカデが寄ってくるという説もあります。

ですが実際はただの迷信であり、ムカデを殺すと集まるというのは事実ではないので安心して駆除して問題ありません。





まとめ:ムカデの発生原因や駆除方法を知って対策をしよう


ムカデが発生する原因や駆除方法などを詳しく紹介してきました。

ムカデの発生原因は、主に温度と湿度です。餌が多く集まる場所にムカデは寄ってくる傾向にあるので、自宅周辺の環境を改善するのが得策です。

本記事では、ムカデ駆除用の駆除剤や忌避剤も紹介してきました。

すぐに駆除剤や忌避剤が用意できない場合は、熱湯をかけるなどの対処をして直接触らないように気を付けましょう。

万が一噛まれてしまった場合は、病院を受診することも大切です。

監修者:石上 ゆき(いしがみ ゆき)

薬事法管理者、コスメコンシェルジュの資格を保有。SEO会社にてリスティング1年、SEOサイトの作成を3年間行う。LP作成やサイト設計を含めた立ち上げから記事執筆、ディレクション、校正などSEOサイト作成が得意。その他、コスメコンシェルジュや薬事法管理者の資格を生かした記事チェックやリライトも可能。