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冷凍おせちと冷蔵おせちの違いは?
メリット・デメリットや保存方法を紹介


この記事では、冷凍おせちと冷蔵おせちの主な違いについて解説します。

冷凍おせちと冷蔵おせちは、保存方法や選び方などの観点から大きな違いがあります。どちらを選ぶかは人によって異なり、自分に合ったほうを選ぶことが望ましいといえるでしょう。

この記事では、冷凍おせちと冷蔵おせちのメリット・デメリットも比較しながら特徴を解説します。おせち料理を美味しく食べたい人は、この記事を参考にしてください。



【この記事でわかること】
● 冷凍おせちのメリット・デメリット
● 冷蔵おせちのメリット・デメリット
● 冷凍おせちの上手な選び方





冷凍おせちのメリット・デメリット


冷凍おせちは、作りたての料理を新鮮な状態で盛り付け、そのまま急速冷凍している点が特徴です。自宅まで冷凍状態で届けられるため、受け取りに出向く手間が省けるのも大きな特徴です。

届いたおせちは、指定の方法で解凍するだけで、家族で本格的なおせち料理を楽しめます。
ここでは、冷凍おせちのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

冷凍おせちのメリット

冷凍おせちのメリットとして、主に以下5点が挙げられます。

● 風味や鮮度を保ちながら長期保存ができる
● 盛り付けが不要であり手間がかからない
● 配達日を選べるので年末の忙しい時期に受け取らなくても良い
● 薄味で上品な味わいの料理が多い
● 保存料のような添加物が入っていない商品もある

冷凍おせちは、構造上「美味しくなさそう」というイメージを持たれがちです。しかし、近年では急速冷凍によって風味や鮮度が保たれており、冷凍庫で1~2か月ほど保存できます。

きれいに盛り付けられたまま冷凍されるため、解凍すればすぐに食卓へ出せるのも魅力です。わざわざ盛り付ける手間がかからなければ、大晦日や元旦にゆったり過ごせるでしょう。

本来、おせち料理は日持ちのために味付けが濃いものが多い一方で、冷凍管理されているおせちは濃い味付けにする必要がありません。保存料のような添加物を使わなくても日持ちするので、素材本来の味を楽しみたい人や健康面に気遣いたい人にもぴったりです。

冷凍おせちのデメリット

冷凍おせちのデメリットは、主に以下の通りです。

● 作りたての冷蔵おせちと比べると風味や鮮度が落ちてしまう
● 人気商品は早く売り切れることが多い
● 解凍に時間がかかる

冷凍食品は、最大氷結晶生成温度帯と呼ばれるマイナス1度からマイナス5度に下がるまで数時間かかる『緩慢冷凍』の場合、食品の細胞が傷つきやすくなります。

解凍すると、うまみ成分や栄養分などを含んだ水分(ドリップ)が流れ出て、風味だけでなく食感まで悪くなる原因です。一方、急速冷凍ではドリップが少ないため、解凍後も風味が失われにくく、美味しく食べられます。

ただし、電子レンジを使うと風味や見た目を損なうおそれがあるので、24時間ほど時間をかけてゆっくり解凍しなければなりません。「届いたらその場ですぐに開封して食べたい」という人は、解凍までに時間がかかってしまうので不向きといえます。

また、料亭や老舗といった名店監修のおせちや、有名シェフが手がけるおせちは例年注文が殺到します。予約開始からすぐに売り切れてしまうケースもあり、予約開始前から購入予定のおせちを決めておくほか、注文方法も確認しておくと安心です。





冷蔵おせちのメリット・デメリット


冷蔵おせちは、作りたてのおせち料理を冷凍せず、生の状態で自宅まで届きます。解凍する必要がないので、届いたその場ですぐに食べられるのは嬉しいポイントです。

ここでは、冷蔵おせちのメリット・デメリットをさらに詳しく見ていきましょう。

冷蔵おせちのメリット

冷蔵おせちのメリットは、主に以下の通りです。

9品を盛り付ける場合、器を先に置いてから以下の順で詰めていきましょう。

● できたてのおせちを美味しく食べられる
● 冷凍おせちよりもメニューのバラエティーが豊富
● 解凍する必要がない
● 自分で自由に盛り付けられる

冷蔵おせちは当然ながら冷凍保存しないので、できたての食感を味わえます。冷凍に向かない食材も使えるので、メニューのラインナップが豊富な点も特徴です。

解凍時の色落ちを気にする必要がなく、色鮮やかなおせち料理を堪能したいなら冷蔵おせちが向いています。さらに、冷蔵おせちは日持ちのために真空パックで鮮度を保っている商品もあります。

1品1品真空パックされているものは、自分で開封して盛り付けなければなりません。

「使い捨ての容器に入っているおせちでは味気ない」「自由に盛り付けを楽しみたい」と考えている人にとって、冷蔵おせちはおすすめです。

冷蔵おせちのデメリット

冷蔵おせちのデメリットは、主に以下の通りです。

● 賞味期限が短い
● 保存のために味付けが濃くなりやすい
● 保存料が添加されている商品もある
● 盛り付けに失敗する場合がある

冷蔵おせちは日持ちしにくいので、味付けを濃くするほか、真空パックにしたり、保存料を添加したりとさまざまな工夫がされています。

しかし、いずれも賞味期限は長くても3~4日ほどのため、届いたらできるだけすぐに食べきる必要があります。

また、中には「味付けが濃くて口に合わない」「塩分の多さが気になる」という人も少なくありません。冷蔵おせちを購入する際は、あらかじめ口コミや商品紹介ページで味付けについてチェックしておくのがおすすめです。

さらに、真空パックのおせちは自由に盛り付けができる一方で、思った通りの仕上がりにならないおそれもあります。特に、用意したお重のサイズが大きすぎてスカスカになってしまうケースが多い傾向にあります。

隙間に詰められる料理を別に用意したり、おせち料理の配置をあらかじめ決めておいたりすることで、盛り付けの失敗を避けられます。





冷蔵おせちの保存方法


冷蔵おせちを保存する場合、いくつかのポイントがあります。

● 冷蔵庫の適切な温度管理
● 密閉容器やラップで包む
● 保存期間を守る

上記3点のポイントについて順番に解説します。

冷蔵庫の適切な温度管理

冷蔵おせちは、摂氏0度から5度の間で保存するのがおすすめです。冷蔵庫の温度を確認し、設定が適切であることを確認しましょう。

特に、冷蔵庫のドア付近や上段は温度が高くなる傾向があるので、おせちは冷蔵庫の中でも温度が安定している中央部分や、奥のほうに保管するのがおすすめです。

密閉容器やラップで包む

おせちは風味や乾燥を防ぐために、しっかりとラップで包むか、密閉容器に入れて保存するのが重要です。

特に、生ものや漬物などの水分が多い食材は、乾燥を防ぐためにラップで二重に包んだり、密閉容器に入れて保存したりすることで食材の鮮度が長持ちします。

保存期間を守る

冷蔵おせちは一般的に購入から2〜3日以内に食べきるのが理想です。

生ものや魚介類が含まれている場合は、特に早めに消費するように心がけましょう。保存期間が過ぎた場合、見た目やにおいに異常がなくても、安全のために控えるのが望ましいといえます。





冷凍おせちの解凍方法


ここでは、冷凍おせちの解凍方法を3つ紹介します。

● 冷蔵庫での自然解凍
● 室温での自然解凍
● 電子レンジでの解凍

解凍方法には、それぞれにメリットとデメリットがあります。おせちへの影響を理解して、使い分けましょう。

冷蔵庫での自然解凍

品質を保つために最適な方法は、冷蔵庫での自然解凍です。

冷凍おせちを食べる前日の夜に、冷凍庫から冷蔵庫に移動させましょう。この方法では、おせちの種類や量にもよりますが、12~24時間かけてじっくりと解凍できます。

特に、生ものや繊細な食材が含まれている場合、冷蔵庫での解凍は、食材の鮮度や味を最大限に保つために不可欠です。温度が一定に保たれるため、食品の衛生面でも安心です。

おせち全体をまんべんなく解凍するために、密閉袋に入れ直したり、ラップでしっかり覆ったりすると、風味が逃げにくくなります。

室温での自然解凍

急ぎの場合や冷蔵庫のスペースが足りない場合には、室温での自然解凍もできます。この方法では、冷凍おせちを2~6時間ほど室温に置いて解凍しますが、外気温や室温が高すぎない場所を選ぶことが重要です。

特に冬場であれば、冷えすぎることなく安全に解凍できますが、暖房が効いている部屋では温度が高くなりすぎるおそれがあるため、注意が必要です。

解凍の進行状況を定期的に確認し、均一に解凍されるようにおせちの位置を変えたり、食材の表面が乾燥しないように覆いをかけましょう。解凍が完了したら、すぐに冷蔵庫に入れて保存し、できるだけ早く食べるようにしてください。

電子レンジでの解凍

非常に急いでいる場合は、電子レンジの『解凍モード』を活用して部分的に解凍することも可能です。ただし、電子レンジを使用する際は、加熱ムラが発生しやすいため、全体が均一に解凍されるように工夫が必要です。

まず、おせちを小分けにして平らな状態で解凍します。解凍時間は短く設定し、数十秒ごとに様子を確認しながら解凍するのがポイントです。

特に魚介類や肉類など、加熱しすぎると硬くなってしまう食材には注意が必要です。この方法で完全に解凍するのではなく、半解凍状態に留め、残りは冷蔵庫でゆっくりと自然解凍することで、食材の風味や食感を損なわずに解凍できます。





冷凍おせちの上手な選び方


冷凍おせちは上手に選ぶことで、お得に美味しいおせちを楽しめます。

● 予算に合わせて選ぶ
● テーマで選ぶ
● おせちのサイズで選ぶ
● 割引・キャンペーンの有無で選ぶ

ここでは、冷凍おせちの上手な選び方を4つ紹介します。

予算に合わせて選ぶ

おせち料理は、リーズナブルな価格のものから高級志向のものまで幅広く販売されています。

家族で食卓を囲む祝いの席だからこそ、家族で話し合いながら予算に合ったものを選ぶことも楽しみの1つといえます。

テーマで選ぶ

おせち料理に対して、伝統的な料理が並んでいるイメージを抱く人は少なくありません。近年では、若い世代でも食べやすい洋風や中華風、キャラクターおせちなどが増えてきています。

特に、ローストビーフや合鴨のローストなど、食べ応えのある料理が入っている和洋折衷のおせちは人気が高い傾向にあります。

伝統にこだわりすぎず、家族の好みに合ったメニューで正月を迎えるのもおすすめです。

おせちのサイズで選ぶ

人数に合ったサイズの冷凍おせちを選べば、無理なく食べられます。
おせちで用いられる重箱のサイズの目安は、以下の通りです。


人数 おせちのサイズ
1人 4寸(約12cm)/1~2段
2~3人ほど 5寸(約15cm)/1~2段
6.5寸(約19.5cm)/2段
3~4人ほど 6.5寸(約19.5cm)/3段
5~6人ほど 6.5寸(約19.5cm)/4段
7.5寸(約22.5cm)/3段


おせち料理を中心とした食卓にするのであれば、物足りなくならないように、大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。

また、冷凍おせちは場所を取るため、配送される前に冷蔵庫・冷凍庫のスペースを確保しておく必要があります。

割引・キャンペーンの有無で選ぶ

多くの冷凍おせちで、7~9月に予約すると割引される早割キャンペーンを実施しています。

早めに予約するほど割引率が高くなるため、できるだけお得に冷凍おせちを購入したいのであれば、少なくとも9月までに予約を済ませましょう。

人気の高いおせちは販売開始から間もなく売り切れになってしまうことも多いため、早割キャンペーンを活用してお得に購入するのがおすすめです。





お得な冷凍おせちなら快適生活がおすすめ


快適生活では、リーズナブルな価格でありながら、ファミリー向けに食べ応えのあるおせちを多く取り揃えています。京都『閼伽井』や神楽坂『夢二』といった名店が監修しており、品質や見た目にもこだわっています。

着色料や保存料を使用していないおせちも選べるので、健康面に配慮したい人にもおすすめです。

また、10月31日までに予約・入金を済ませた人を対象に、総額100万円相当の商品が当たるチャンス(※)があるので、お得に冷凍おせちを購入したい人は快適生活の通販をぜひご利用ください。

※2024年8月現在



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冷凍おせちに関するよくある質問


最後に、冷凍おせちに関するよくある質問を紹介します。

● 冷凍おせちは長期保存を目的として味付けを濃くしている?
● 冷凍おせちの解凍後の賞味期限は?
● おせちの食材によって保存方法は変えたほうがいい?

疑問の解消にお役立てください。

冷凍おせちは長期保存を目的として味付けを濃くしている?

おせち料理自体はできるだけ日持ちするように、味付けが濃いメニューが多い傾向にあります。

ただし、冷凍おせちは冷凍保存で1か月ほど日持ちするため、一概に味付けが濃いわけではありません。基本的に上品な薄味に仕上がっているため、健康のために塩分を控えたい人でも安心して食べられます。

冷凍おせちの解凍後の賞味期限は?

冷凍おせちは、解凍後2日を目安に食べきるようにしましょう。ただし、食材によってはすぐに味が落ちてしまいます。

おせち料理を美味しく楽しみたいのであれば、その日のうちに食べきるのが基本です。

おせちの食材によって保存方法は変えたほうがいい?

冷蔵おせちの場合、食材によって適した保存方法が異なります。
それぞれの適切な保存方法と保存期間の目安は、以下の通りです。


食材 適切な保存方法 保存期間の目安
黒豆 煮汁ごと容器に入れる 5日
数の子 1本を4切れ程度に小分けしてラップで包み、保存袋で密閉する 7日
田作り ラップで包んで保存袋で密閉する 10日
昆布巻き 密閉してチルド室で保存する 7日
伊達巻き ラップで包んで保存袋で密閉する 7日
栗きんとん 1食分ずつ小分けにして容器に入れ、表面をラップで覆う 2~4日
煮しめ 1日1回は加熱し、冷めてから保存する 3~4日


どうしても食べきれなければ冷凍保存も可能です。ただし、数の子やこんにゃく、根菜類などは味や食感が損なわれてしまうため注意しましょう。





冷凍おせちも冷蔵おせちも品質に大きな違いはない


冷凍おせちは風味や鮮度を保ちながら1か月ほど保存でき、盛り付けの手間がかかりません。ただし、解凍に時間がかかるほか、人気商品はすぐに売り切れてしまうというデメリットがあります。

一方、冷蔵おせちはできたてをすぐに食べられますが、日持ちのために味が濃い商品が多く、食べる前に盛り付けが必要です。

それぞれのメリット・デメリットを把握したうえで、どちらを選ぶのか決めることが重要です。

美味しい冷凍おせちで正月を迎えたい人は、快適生活のおせち料理をぜひご検討ください。盛り付け済みのおせち料理がそのまま自宅まで届き、解凍すればそのまま食卓に出せるので、非常におすすめです。



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