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今年もおせちは「快適生活」におまかせ下さい。


【種類別】おせち料理の意味とは?
由来や現代までの歴史も解説


本記事では、おせち料理の意味や由来・現代までの歴史も詳しく解説していきます。
近年、おせちは手作りをする家庭はもちろん購入する方も多くなってきました。
古くからの伝統的な日本の食文化として、本記事を参考におせち料理を作る意味や由来などを知っておきましょう。

【この記事でわかること】
・そもそもおせち料理の種類は?
・おせちの意味と由来を種類別に解説
・おせち料理の歴史
・おせちを注文するなら快適生活がおすすめ





そもそもおせち料理の種類は?


おせち料理の種類には、大きく分けて以下5つ挙げられます。

● 祝い肴
● 口取り
● 焼き物
● 酢の物
● 煮物

おせち料理は重箱に詰めていきますが、四段重の場合詰める料理が変わってきます。

お重

種類

詳細

一の重

祝い肴、口取り

・栗きんとん
・田作り
・かまぼこ
・数の子
・黒豆
・伊達巻 など

二の重

焼き物

・鯛や海老などの焼きもの
・海の幸

三の重

酢の物

・紅白なます など

与の重

煮物

・筑前煮 など


地域によっておせち料理の内容は異なりますが、一般的には上記のような振り分けとなります。
食べ進めると隙間ができるので、1段に再度まとめるのもおすすめです。





【種類別】おせちの意味と由来


ここでは、上記で紹介した種類毎の具材と、それぞれの由来や意味などを紹介していきます。

● 祝い肴の具材
● 口取りの具材
● 焼き物の具材
● 酢の物の具材
● 煮物の具材

順番に見ていきましょう。

祝い肴の具材

祝い肴の具材には、以下が挙げられます。

● 栗きんとん
● 田作り
● かまぼこ
● 数の子
● 黒豆
● 伊達巻きなど

これらの食材は「祝い肴」と呼ばれており、食材の形や色合いが鮮やかです。

具材

意味・由来

栗きんとん

・金運を呼ぶ縁起物(漢字では金団と書く)

田作り

・五穀豊穣の願い

かまぼこ

・・赤は魔除けの意味 ・白は清浄の意味

数の子

・子孫繁栄を願う縁起物

黒豆

・邪気払い ・マメに仕事や勉学に励むようにとの願い

伊達巻き

・知識が増えるようにとの願い(巻物の形に似ていることからきている)


口取りの具材

口取りの具材には、以下が挙げられます。

● 栗きんとん
● 昆布巻き
● かまぼこ
● 伊達巻きなど

これらの食材は「口取り」と呼ばれています。一部祝い肴の具材もありますが、一の重にまとめて詰め込まれます。口取りは会食などの席で、1番最初に出される料理のことです。

昆布巻きは、「こぶ(昆布)」と「よろこぶ」をかけたものから縁起が良いとして使われています。子生(こぶ)という漢字が当てられることから、子孫繁栄の願いが込められているともいわれています。

焼き物の具材

海老の塩焼きやぶりの照り焼きなどは、三の重に詰め込まれているのです。
鯛の塩焼きをメニューに取り入れるところも多く、「めでたい」という言葉遊びも相まって出世や栄転を思わせます。

鯛は七福神・恵比寿様が釣った魚として、食卓に相応しいとされています。

さらに、焼き物に使われるブリはモジャコからワラサ、ブリと名前が変化していくことから出生魚ともいわれている縁起の良い魚です。

酢の物の具材

酢の物の具材には、以下が挙げられます。

● 紅白なます
● 菊花かぶ
● 酢だこ

なますやかぶは根菜で、お酢でしめることで日持ちをよくします。邪気を払い、紅白の水引きにも通じる縁起物として不老長寿の意味も込められています。

酢だこも人気の具材で、この場合漢字は「多幸」と書きます。幸運の意味を持ち、身が赤いのと墨を吐くことから魔よけの食材としても人気が高いです。

煮物の具材

煮物の具材には、以下が挙げられます。

● 里芋
● れんこん
● ごぼう
● こんにゃくなど

「ん」の付く食材は、「運が付く」ということで好まれています。

具材

意味・由来

里芋

・子孫繁栄(小さな芋がたくさん使われることからきている)


れんこん

・未来の見通しがきくようにという願い(穴が開いていることからきている)

ごぼう

・土台安泰や延命長寿の願い(根が地面に張ることからきている)

数の子

・子孫繁栄を願う縁起物

黒豆

・邪気払い ・マメに仕事や勉学に励むようにとの願い

こんにゃく

・自身を律する
・良縁を結ぶ(手綱結びで入れるため)



おせち料理として作られる煮物は、筑前煮がほとんどです。

地域によっては異なりますが、筑前煮は穴にちなんで将来の見通しが良い食材が使われています。れんこんが入っていたり、芋をたくさん取り入れたりすることから子孫?栄の意味が込められているのです。

筑前煮は、末永い幸せを祈願するための料理といえるでしょう。





おせち料理の歴史


ここでは、おせち料理の歴史について紹介していきます。

おせち料理の歴史にはさまざまな諸説がありますが、本記事では特に有名とされている歴史を紹介します。

●おせち料理の起源
●当時のおせち料理
●現代のおせち料理
●海外のおせち料理

上記4つに分けてチェックしていきましょう。


おせち料理の起源


おせち料理の起源は、弥生時代からといわれています。

中国から縄文時代に稲作が渡り、弥生時代にかけて広まったのがきっかけです。「節」を季節の変わり目としていた中国では、「節供」として節ごとにお供えする風習があります。

その年の子孫繁栄や家内安全などを祈るために、日本では正月に神様が訪れるとの言い伝えがあり、おせち料理が正月に食べられるようになりました。

おせち料理の起源は弥生時代からと先述しましたが、実はおせちが定着し始めたのは奈良から平安時代といわれています。

宮中行事として節の儀式が執り行われており、邪気を払ったり不老長寿を願ったりする目的で祝い料理として振る舞ってからは定番料理として受け入れられてきました。

それらが現代にまで引き継がれるようになり、今もなお元旦に向けておせち料理が作られています。


当時のおせち料理

正月料理として定着した当時のおせち料理は、現代以上に山や海の幸が多めでした。

時代が流れ江戸時代後期になると、料理はもちろん具材1つ1つに意味を込めるようになります。新年を祝うためにおせちを食べ、その年の繁栄などを願うことから大みそかにおせち料理を作り始めたのです。丁度この頃から、家族揃っておせちを食べるという風習も生まれました。

さらに、おせちの重箱文化は、室町時代から既にありました。重箱におせち料理を詰める理由としては、「箱を重ねる=めでたさを重ねる」という意味が込められているのです。

箱を重ねることでスペースを取らず、来客に振る舞いやすいという利便性もあります。


現代のおせち料理

現代でもおせち料理を作って食べるところは多いですが、近年では食文化が変化してきたこともあり「おせち嫌い」が顕著になりつつあるのは否めません。

そんな現代では、時代に合わせて簡単かつ美味しく安いおせち料理が好まれています。昔ながらの具材を取り入れつつ、あまり好まない具材は代用する方が多いです。

例えば、黒豆が苦手という方は枝豆に変更しても構いません。数の子なら、同じ魚卵のいくらの醤油漬けでも大丈夫です。

同じ食材が使われているなら、代用レシピも豊富なのでぜひチャレンジしてみるのもおすすめです。


海外のおせち料理

海外にも新年を祝う料理があります。

日本ではおせちといわれていますが、おせち文化は海外にもあります。

例えば韓国なら、トックというお餅を入れた「トックク」というスープ料理が挙げられます。

スープの出汁は牛肉や鶏肉が使われており、野菜も多く味も優しいのが特徴です。家庭によってはネギや卵を入れるなどして、アレンジをするところも少なくありません。

シンガポールでは、お正月の定番とされている生魚を乗せたサラダが食卓に並びます。

「ユーシェン」という料理名で、商売繁盛を願う具材として大根が使われており、幸運の印とされるミカンも乗っているのです。

このように、国によって具材の意味は異なるので食文化が垣間見える部分だといえます。





おせちを注文するなら快適生活がおすすめ


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快適生活で取り扱っているおせちは、有名店が監修している豪華で美味しいおせちばかりです。

商品名

人数

品数

値段

七福

約3~4人前

41品目

17,800円(税込)

結禅

約2~3人前

35品目

18,800円(税込)

福幸

約3~4人前

38品目

20,800円(税込)

華扇

約4~5人前

48品目

21,800円(税込)

賑和祝

約4~5人前

60品目

23,800円(税込)


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また、人数に合わせて豊富な品数を用意しておりますので、作りたてのおいしさをそのままに豪華なおせちを提供いたします。

価格もリーズナブルなので、ぜひ快適生活のおせちで新年を迎えてください。

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具材に込められた意味を知っておせち料理をより楽しもう


おせち料理の意味や由来、さらには現代までの歴史など詳しく解説してきました。

おせちに使用される具材には、どれも意味が込められています。時代の好みで取り入れられているわけではなく、しっかりした理由があるのです。

おせちの具材に込められた意味を知っておくと、よりお正月のおせちが楽しめるでしょう。