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尿失禁になる原因とは?尿失禁の種類と対策方法も解説


「頻尿や尿もれ、そして尿失禁の悩みは、実は高齢者の問題や加齢だけが原因ではありません。

若い方でも尿失禁トラブルになりうる可能性があります。

例えばくしゃみや咳をした際に尿が漏れる、急にトイレが近くなって尿もれしてしまったなど、尿失禁は案外身近にある悩みです。

では、尿もれや尿失禁になってしまう原因は一体何があるのでしょうか。

尿失禁になる原因と対策方法を解説していきます。

【この記事を読んでわかること】

・尿失禁の種類
・尿失禁の原因
・尿失禁の対策方法





そもそも尿失禁が起きる原因とは?


尿失禁が起きる原因は、加齢に伴う骨盤底筋の筋力低下にあります。

年齢を重ねるにつれてどうしても体力や体幹、筋力は低下していきますよね。

ふとした瞬間に突然尿意を感じたり、くしゃみや咳をしたり、または重い荷物を持ったりしたときにお腹に力が入ったりすると尿もれを起こします。

女性だと、妊娠中は子宮がどんどん大きくなりお腹を支えるための骨盤底筋が緩んで頻尿の症状が現れたりするので骨盤ベルトの着用がおすすめです。

尿もれや尿失禁には、実はいくつかの種類があります。では、尿失禁の症状にどのような種類があるのか詳しく解説していきます。

尿失禁の種類

尿失禁は全部で下記の5種類あります。

・腹圧性尿失禁
・切迫性尿失禁
・混合型尿失禁
・機能性尿失禁
・溢流性尿失禁

上記はそれぞれ、全く異なる尿失禁の症状です。

『腹圧性尿失禁』は、腹圧がかかるような動作をしたときに尿が漏れる症状のことをいいます。例えば、くしゃみや大笑い、腹筋運動などをしたときは注意が必要です。尿失禁の症状で一番多い悩み、トラブルとされています。

『切迫性尿失禁』は、急な尿意を感じて尿がもれてしまい、尿意をコントロールできない状態となります。「急にトイレが近くなって間に合わなかった」というようなケースも起こりうるため、事前の対策が必要です。

『混合型尿失禁』は、腹圧性尿失禁と切迫性尿失禁が混合した症状です。混合型タイプの方にとっては、常にトイレに行きたい気持ちになり、日常生活を送ることが困難になることもあります。

『機能性尿失禁』は、アルツハイマー症候群や認知症患者に多い症状です。歩行が困難になったりトイレの位置がわからなくなったりすることで、間に合わず尿失禁の症状が現れます。

『溢流性尿失禁』は、尿道が感染や尿結石などなんらかの原因で詰まると残尿感を感じ、尿失禁につながるので、早めに病院へ診療を受けることが大切です。





尿失禁の対策9選


ここでは、尿失禁の対策方法を9点解説していきます。

一人で抱え込まずに、誰かに相談したりきちんと対策したりすることで尿失禁が改善されていくので安心してください。

また骨盤底筋を鍛えるトレーニングも毎日行うと、なお効果てきめんです。

● まずは身近な人に相談してみる
● 強く力まないよう注意する
● かぶれに注意する
● 骨盤底筋体操を行う
● 膀胱のトレーニングを行う
● 適度な水分補給を心がける
● 医師の診断を受ける
● 尿もれパッドを使用する
● 失禁パンツを着用する

それでは、尿もれや尿失禁の対処法を見ていきましょう。

まずは身近な人に相談してみる

まずは、心置きなく悩みを打ち明けられる友人や家族、パートナーに相談してみましょう。尿失禁は決して恥ずかしいことではありません。

信頼のおける友人や家族に尿失禁トラブルについて相談してみるのも対策の一つです。

心の悩みを打ち明けることで、一人じゃないことがわかり、実は友達も尿失禁のトラブルがあったということもあります。

精神面でサポートをしてくれる家族や友人がいれば、尿失禁の対策方法や参考になる情報も共有してくれるでしょう。

身近な人に相談してみることは勇気がいりますが決して悪いことではありません。

強く力まないよう注意する

普段から腹圧がかからないように、強くお腹を力まないように注意しましょう。尿失禁で一番多い症状は、腹圧性尿失禁だと先述しました。

重い荷物を運ぶことや過度な運動、くしゃみで力むなど油断をしているときに尿失禁になります。

腹圧性尿失禁は、お腹に負荷がかかるときに起きます。腹圧のかかるエクササイズや運動をする際は、尿失禁に気をつけて行うようにしてください。

かぶれに注意する

尿失禁に伴うお尻の皮膚かぶれは、細菌を増殖させたり肌のバリア機能が低下したりするので注意が必要です。

尿はアルカリ性のため、皮膚にとって刺激となりお尻のかぶれの原因になります。

パッドを使うことは良いことですが、長時間パッドを付けたままにしたり、トイレットペーパーで拭きすぎたりすることはおすすめできません。

なぜなら肌のバリア機能が損なわれ、かぶれた状態になってしまうからです。そこで尿失禁になると、さらにお尻がかぶれ炎症を引き起こすこともあります。

目には見えていませんが、かぶれを起こしているお肌の状態は、実は傷がたくさん付いています。

かぶれを改善するためには、優しくふき取りムレ、蒸れのない清潔な状態を保つようにしましょう。そうすることで、かぶれも改善されていきます。

骨盤底筋体操を行う

尿失禁の対策方法の一つとして、骨盤底筋を鍛えることが挙げられます。加齢に伴う骨盤底の筋力低下を改善することで、尿もれを起こしにくくなります。

骨盤底筋を鍛える方法は、決してハードな運動ではありません。

電車の中や家事の合間、入浴中などのスキマ時間で骨盤底筋を鍛えるエクササイズをすれば、簡単に日常生活に取り入れることが可能です。

やり方はとても簡単で、肛門あたりをぎゅっと力を入れて締めていき、そしてゆっくり緩めていきます。

「力を入れる、緩める」を繰り返す動作を10回程度、スキマ時間を利用して1日10分おこないましょう。寝る前の体の筋肉がゆるむ、リラックスタイムのときにできる骨盤底筋運動も紹介します。

【スキマ時間にできるエクササイズ】

1.肛門やあたりに力を入れる。
2.ゆっくりと緩めていく。
3.1.2の動作を10回程度、1日10分行う。

【寝る前の骨盤底筋運動】

1.横になり膝を立てる
2.ゆっくりと肺いっぱいに息を吸う
3.ゆっくりと息を吐いていく(※このとき、息は最後まで吐ききる。)
2.ゆっくりと肺いっぱいに息を吸う
4.息を吐く時に肛門と膣あたりをキュッと締める
5.1?4を10回繰り返す

膀胱のトレーニングを行う

骨盤底筋を鍛えるエクササイズが終わったら、次は膀胱を鍛えるトレーニングです。

頻尿や尿もれ、尿失禁はトイレがすぐ近くなることにあります。頻繁にトイレに行けば行くほど尿失禁のリスクも高くなるので膀胱を鍛えることも大切です。

膀胱トレーニングのポイントとして、尿意を感じても1回だけ行くのを我慢しましょう。もちろん無理をしてトイレに行くのを我慢し続けるのは逆効果で、下手をすれば膀胱炎のリスクがあります。

我慢しすぎない程度にトイレに行く回数を少しずつ減らしていくと、徐々に尿意をコントロールできるようになり、尿失禁トラブルからも解放されていきます。

【膀胱トレーニングの方法】

1.尿意を感じても1回だけ我慢する
2.1を1.2週間続ける
3.トイレに向かう回数を減らしていく

適度な水分補給を心がける

水分補給は適度に摂取するように心がけてください。水分補給は、体の調子を整えるために一番大切なことです。

水分が足りないと、熱中症リスクや脱水症状に陥りやすくなり、体調悪化を助長させてしまいます。

水を飲みすぎると夜間の尿漏れに繋がるため、汗をかきやすい日中にたくさん水分補給を行い、夕方以降からは水分補給を減らしていくことがおすすめです。

カフェインが多いものや炭酸飲料、お茶は利尿作用があるので、尿失禁を治すためにも減らすか控えることも必要です。

過度に水分摂取を減らさず、適度な配分で水分補給を行いましょう。

医師の診断を受ける

尿もれや尿失禁が長く続く場合は、医師の診断を受けることも検討すべきです。自己判断で尿失禁対策を行い続けていては、治るものも治らず悪循環に陥ります。

膀胱炎など病気が隠れていないか、治療薬で治るのか、ストレスなのか、尿失禁の原因は様々なので医師の判断を仰ぐことも必要です。

膀胱炎は尿検査で簡単に判明でき、ストレスが原因であれば心療内科等で適切に処置をしてくれます。

病院へ検査を受けることや相談をすることは恥ずかしい、面倒くさいと敬遠されがちです。しかし、隠れた病気がないかはっきりさせることが、尿失禁の改善へつながるため積極的に診断を受けましょう。

尿もれパッドを使用する

尿もれや頻尿、尿失禁の対策として、尿もれパッドを使用しましょう。

尿もれパッドの使用で、下着の替えを気にしなくともトイレを気にしなくとも良いので、長時間のドライブや大事な会議があるときに効果的です。

例えば映画館で映画を見るときや公園に行くとき、あるいは大事な出張が入っているときに急な尿意を感じるといった方も少なくありません。

尿もれは、意図せず漏れてしまうことが原因だと先述しました。

尿もれパッドは吸収性が高い素材でできており、交換しやすい手軽なアイテムなので、簡単に付け外しができて、かつ急な尿もれにも対応しています。

失禁パンツを着用する

尿もれパッドは使い捨て用、失禁パンツは何度でも洗って使えるランニングコストパフォーマンスの良いアイテムといえます。

尿もれパッドだと恥ずかしい、付け替えるのが手間、かつコストを抑えたいという方には、失禁パンツがおすすめです。

分厚い吸収パッドが縫い付けられているので、ちょっとした尿もれや尿失禁にも対応しており、べたべたした違和感がない構造になっています。

臭いが気になる方でも、快適生活の失禁パンツは消臭に優れており、ボクサータイプとトランクスタイプの2種類があり、通常の下着となんら遜色のないデザインです。

快適生活の失禁パンツの性能やセット価格について紹介します。

■失禁「さわやかボクサーパンツ」4枚/8枚

吸水・吸収・消臭にこだわった失禁パンツで、アンモニア臭を99%カットするベルオアシスを使用。

※吸水パッドは下記の4構造
・ポリエステルメッシュ
・高吸水・高吸湿繊維のベルオアシス
・通気性フィルム
・綿

快適生活の失禁パンツは、肌がべたつかない速乾性の下着なのでさらっと肌触りも良いです。

カラーはシックなグレーやネイビーの2色展開、体にフィットするサイズ感でムレを防止します。

4枚セットは4200円(税込)、8枚セットは7400円(税込)と価格も手頃なのがおすすめポイントです。また、サイズはM、L、LLの3つのサイズから選べます。

吸水性に優れムレを起こしにくい下着なので、長時間のお出かけや運動をするときでも快適に過ごせると評価の高い商品です。

また、100CCもの尿もれに対応した、トランクスタイプの失禁パンツも紹介します。

■紳士100CC対応「安心吸収トランクス」3枚

1層目:旭化成のテクノファインのポリエステル
2層目:ベルオアシスの吸水・吸湿・消臭
3層目:東洋クロス防水フィルムの防水
※天日干しで何度でも着用可能

長時間の移動やトレーニング、旅行先でも失禁パンツだとばれないデザインで、安心感があります。

また、もれやムレ、臭いが徹底的にカットされており、尿失禁トラブルに悩む方でも安心して着用できる失禁パンツです。

サイズはM、L、LLの3つのサイズから選べます。3枚セットで8400円(税込み)と、リーズナブルな価格で気軽に試せる商品です。





尿失禁の対策に関するよくある質問


尿失禁の対処方法で、運動中の尿もれ改善や尿意をコントロールできなくなっていく理由がなぜなのかといった質問が多数ありました。

その中でも、高齢者の尿失禁、エクササイズやトレーニング中の尿失禁の改善に関する質問について解説していきます。

● 高齢者が尿意を感じにくいのはなぜ?
● ウォーキングやランニング中の尿もれ・失禁を改善する方法は?

高齢者が尿意を感じにくいのはなぜ?

加齢とともに尿意を感じなくなる原因は、膀胱が硬くなり委縮することが大きな要因です。膀胱が萎縮すると尿をしっかり溜めることができません。

高齢になってくると尿を出すための神経や、膀胱に関する神経が敏感でなくなり尿意を感じにくいです。

高齢者に多い尿失禁の原因は、体の中の排泄機能の低下によるものが大きく関係しています。

膀胱がいっぱいになったという感覚が鈍くなると、知らないうちに、尿もれや尿失禁を引き起こしてしまいます。

ウォーキングやランニング中の尿もれ・失禁を改善する方法は?

ウォーキングやランニング途中で尿失禁になるために、インナーマッスルを鍛えたり、骨盤底筋や括約筋の筋力をトレーニングしたりすることが大切です。

姿勢を良くして内臓の位置を整えたうえで運動をしたり、呼吸をゆっくり行ったり、体幹を鍛えるインナーマッスルのエクササイズを取り入れることも改善につながります。

また下半身強化ができるスクワットも尿もれの対策におすすめです。

骨盤底筋の緩みは下半身の筋力低下から来ています。

・足を肩幅に開いてゆっくり腰をおろして10秒間キープ
・10秒かけてゆっくり元の体勢に戻していく
・1日10回程度、体温まるくらいでストップ





まとめ:身近な尿失禁の対策なら失禁パンツがおすすめ


ふとした瞬間の尿もれや突然の尿意を感じた時、こうした尿失禁の対策には、失禁パンツで対応するのが手軽で便利です。

日頃から取り入れやすい骨盤底筋のトレーニングと膀胱トレーニングは、通勤電車の中やお風呂の中、寝る前にはじめてみましょう。

尿失禁の症状が改善されるまでは、失禁パンツで対策すると安心感があり、尿もれの不安もありません。

快適生活の失禁パンツは、価格と性能が比例した画期的なアイデア商品で、毎日の生活を豊かにしてくれます。

長時間のドライブや突然の尿意、尿もれに対応したパッド加工で、消臭効果に優れており、尿もれパッドとは違って皮膚かぶれを防ぐ効果もあります。

尿失禁の対策は、有効性の高い失禁パンツで快適に過ごしましょう。